日常において、時間を確認するのは携帯電話という人が増え、腕時計は、時計本来の使い方をされなくなってきている。それは、どんな機能であっても同じである。 そんななか、ワールドタイム系の腕時計だけは、実用的にしっかりと使えるのである。それも海外という非日常の場で。 何かと気を配らなければならない海外において、ひと目で知りたいと思う「もうひとつの時間帯」がわかるのは、何と心強いことか。しかも、腕に巻かれているので、余計な手間はいらない。デザイン的に熟れているものを選べば、服装との相性を気にすることも少ない。旅好きの人は、是非1本持っておきたいモデルを紹介しよう。

 

パテック フイリップ
パテック フイリップ

パテック フイリップ
ワールドタイム 5230

24のタイムゾーンの時刻を10時位置のプッシュボタンで調整できる便利なワールドタイム。シャープなフォルムが美しい。自動巻き、18KRGケース、38.5径 535万円
(問)パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL03-3255-8109

 

 

 

 

BREITLING
BREITLING

ブライトリング
トランスオーシャン クロノグラフ ユニタイム

24のタイムゾーンの時刻を瞬時に読み取れる機能を搭載。分針や時針を作動させた状態で、リュウズの操作のみで都市名を刻んだリングや時間目盛リングの切替ができる。自動巻き、SSケース、46㎜径 134万5000円
(問)ブライトリング・ジャパン TEL03-3436-0011

 

 

 

 

A.LANGE&SÖHNE
A.LANGE&SÖHNE

A.ランゲ&ゾーネ
サクソニア デュアルタイム

通常は、時針とブルーの針をピッタリと重ねて使い、時差のある海外では、側面にある上下2つのプッシュボタンで時針を現地時間に合わせる。12時位置には24時間計も。自動巻き、18KPGケース、38.5㎜径 298万円
(問)A.ランゲ&ゾーネ TEL03-3288-6639