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だぶつく中国石油精製品、輸出増で価格下落も

ロイター
2016年9月14日
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9月12日、中国の石油精製品市場は秋から冬にかけて需要期に入るが、国内の供給過剰が解消することはなさそうだ。このため精製各社は製品を輸出に回す見通しで、海外市場で価格に下押し圧力が掛かる可能性がある。北京のガソリンスタンドで昨年1月撮影(2016年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[北京 12日 ロイター] - 中国の石油精製品市場は秋から冬にかけて需要期に入るが、国内の供給過剰が解消することはなさそうだ。このため精製各社は製品を輸出に回す見通しで、海外市場で価格に下押し圧力が掛かる可能性がある。

 中国の石油精製品は年初から需要が低迷。独立系精製会社の生産が急増して国内在庫が膨れ上がり、国有大手は輸出に走った。7月の輸出は過去最高を記録し、中国は3年ぶりにネットベースで精製品の輸出国となった。

 国内市場では今後、冬季の暖房需要や10月の国慶節のガソリン需要が高まる見通し。しかし第4・四半期も精製品は供給過剰の状態が続きそうだ。

 Zibo Longzhong Information TechnologyのアナリストのLi Yan氏は国有企業が国内市場で窮地に立っている様子について、「精製会社の販売担当者は月間目標をどう達成するかで頭を抱えている」と話す。

 Zibo Longzhongなどのまとめによると、国内のディーゼル油とガソリンの第4・四半期の需要は前年同期比で2009年以来初めて減少する見通しだ。

 中国石油化工(シノペック)や中国石油天然ガス(ペトロチャイナ) など大手のプラント4カ所の関係者によると、国内市場で供給がだぶついているため海外市場に輸出する以外に方策はない。

 例えばペトロチャイナの大連製油所(精製能力は日量41万バレル)の幹部によると、国内では利幅が縮小しており、同製油所は11月と12月に輸出を増やす計画だ。

 買い手を見付けるのが難しく、ペトロチャイナは既に同製油所の稼働率を以前の85%から80%に引き下げている。

 この幹部は「(10月には)漁期が始まりディーゼル油の需要が強まるのだが、市場では製品が溢れ返っている」とした。

 シノペックも下半期に国内販売を3%減らして8400万トンとする方針を発表済み。輸出の見通しは示していないが、上半期の輸出の伸び率は18%と国内販売の3%を大幅に上回っている。

(Meng Meng、Chen Aizhu記者)

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