経営 X 人事
採用異変
【第3回】 2016年9月16日
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間杉俊彦 [ダイヤモンド社 人材開発編集部副部長]

「オワハラ」批判を避けたい企業の2017採用事情

来春入社の新人を採用する「17採用」が収束しつつある。が、多くの人事担当者の表情は冴えない。前年まではなかった、新たな内定辞退リスクが生まれているからだ。内定者が本当に入社するのか。10月1日の内定式まで、人事担当者のハラハラは収まらない。

「オワハラ」批判を避けたい経営者の心理

 2年連続で採用スケジュールが変わった新卒採用。経団連による新たな「採用選考に関する指針」により、選考開始が6月1日と2ヵ月前倒しになった17採用は、多少の混乱はありながらも、収束に向かっている。

 実質的な就活期間が短くなったことにより、学生の企業研究が甘くなった。

 採用側も、学生の人となりをじっくり掘り下げる時間がない。

 そのため、インターンシップを実施する企業は増え、なかにはそれを実質的な事前選考の機会とするケースも少なくない。

 さまざまな問題が指摘されながらも、一応、採用シーズンは終わり、多くの企業が10月1日の内定式を目前にしている。

 しかし、まだわからない。

 9月いっぱいまで、内定辞退リスクは潜在しており、ことに今年は、前年までにないリスク要因があるからだ。

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間杉俊彦 [ダイヤモンド社 人材開発編集部副部長]

1961年、東京都生まれ。1986年 、早稲田大学第一文学部文芸専修卒業、ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部に配属され、以後、記者として流通、家電、化学・医薬品、運輸サービスなどの各業界を担当。2000年 週刊ダイヤモンド副編集長。2006年 人材開発編集部副部長。著書に『だから若手が辞めていく』(ダイヤモンド社刊)

 


採用異変

昨年に続いて採用スケジュールが変わり、選考開始が6月1日へと前年より2か月繰り上がることになった2017採用(2017年4月入社となる新卒社員の採用)。採用市場は売り手市場化し、実質的な就職活動期間=採用期間が短くなることは、さまざまな混乱をもたらしそうだ。2017採用をめぐる異変をレポートする。

「採用異変」

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