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株式市場透視眼鏡

次なる過剰流動性相場の主役は
市況、金融、輸出、新興関連株

松野利彦
2010年11月29日
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 11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)による量的緩和で材料出尽くし感が強まり、過剰流動性相場は一服した。世界的には株安、高金利通貨安・低金利通貨高、商品安の流れが見られ、日本においては株の出遅れ修正、債券安、円安が進んだ。しかし、量的緩和によるカネ余りは続いている。いずれ、次なる過剰流動性相場が始まるだろう。その際に日本の株式市場で物色対象となる業種は、これまでの上昇局面で物色された業種と重なることになりそうだ。

 今回の相場の流れは、再び円高局面に戻るまで続くだろう。それは、どのタイミングか。

 8月のFOMCで米国の出口戦略撤回を期待する相場が一服したとき、米国株の調整期間は約3週間だった。今回も同様なら米国のクリスマス商戦がスタートする前後である11月末が転機であろう。そこから再び過剰流動性相場が始まり、10月のような展開に戻るならば、円安・日本株高は難しい。

 だが、過剰流動性相場による米株の値上がりで資産効果が発現する可能性がある。それで米国の個人消費が盛り上がるようだと、米景気回復→米金利の上昇→日米金利差の拡大→円安・日本株高という流れが想定できる。

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