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経済要職に対金融業界タカ派を、クリントン氏に圧力

ロイター
2016年10月3日
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9月29日、米大統領選で民主党のクリントン候補が勝利した場合、財務長官など経済関係の要職にはウォール街に厳しく対峙する人材を選ぶよう、党内の進歩派から圧力が掛かりそうだ。写真は米アイオワ州デモインの選挙集会に参加するクリントン氏。29日撮影(2016年 ロイター/Brian Snyder)

[ワシントン 29日 ロイター] - 米大統領選で民主党のクリントン候補が勝利した場合、財務長官など経済関係の要職にはウォール街に厳しく対峙する人材を選ぶよう、党内の進歩派から圧力が掛かりそうだ。

 「企業の力に立ち向かってきた実績のある人物かどうか」が問題だ、と語るのは草の根団体「進歩的改革運動委員会」のアダム・グリーン氏。同委員会は民主党リベラル派の旗手であるエリザベス・ウォーレン上院議員と手を結んでいる。

 こうした団体はクリントン候補の選挙運動チームと会い、ビル・クリントン元大統領およびオバマ現大統領政権下の一部経済トップのような、中道的で企業寄りの姿勢ときっぱり決別するよう訴えている。

 クリントン候補と同様、共和党のトランプ候補も大企業が政治を大きく左右していると批判しており、大手米銀はいずれの候補者についても懸念を示している。

財務長官にはラスキン氏

 民主党進歩派が次期財務長官に推すのは、サラ・ブルーム・ラスキン現財務副長官。銀行の自己勘定取引を禁じる「ボルカー・ルール」の厳密な適用を支持する人物だ。

 ラスキン氏は連邦準備理事会(FRB)理事だった2012年の講演で「自己勘定取引は経済価値が低い、あるいは皆無であり、暗黙の政府の保証を受けている銀行業モデルの構成要素としてふさわしくない」と述べている。

 進歩派の優先課題には、米司法省が金融機関だけでなくバンカー自体にも刑事罰を科すよう求めていくことも含まれている。

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