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日経平均は続伸、円安基調を好感 終値は7営業日ぶり1万6700円台

2016年10月4日

[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。1ドル102円台までドル高/円安方向に振れた為替が支えとなり、自動車・電機など外需関連に買いが入った。金融セクターも総じて堅調に推移した。日経平均は前日比で一時148円高となり、終値は9月23日以来7営業日ぶりに1万6700円台を上回ったが、高値圏では戻り売りの圧力も加わり伸び悩んだ。

業種別では鉄鋼、銀行業が上昇率上位にランクイン。トヨタ<7203.T>が一時2%超高となるなど、自動車をはじめとした外需セクターが底堅く推移した。

今年のノーベル生理学・医学賞が大隅良典・東京工業大栄誉教授に授与されることが決まったことを受け、タカラバイオ<4974.T>など関連するバイオ株にも買いが入った。一方、電気ガス、不動産、陸運など内需の一角がさえない。

日経平均は前場に高値引けとなり、後場に入ってからも一段高となったが、200日移動平均線(1万6745円75銭=4日終値)が抵抗帯として機能した。

米国では9月のISM製造業景気指数が市場予想を上回った一方、調査会社オートデータがまとめた9月自動車販売は前年同月比0.5%減。8月建設支出も8カ月ぶり低水準。前日の米主要株価3指数も下落している。

 「年1回の米利上げとその後の緩やかな利上げペースがほぼコンセンサスとなるなか、米国の消費をけん引してきたところに警戒される数字が現れている。米国景気のピークアウトに対する警戒感が強まる可能性もある」(丸三証券・投資情報部長の牛尾貴氏)との声も聞かれ、投資家の慎重姿勢は継続した。

個別銘柄では不二越<6474.T>が反落。3日発表の2015年12月─16年8月期連結決算について、純利益が前年同期比65.8%減の30億0300万円となったことが嫌気された。人員増加や円高、中国経済の減速に伴う工作機械などの需要減が響いた。

半面、東証2部で桜島埠頭<9353.T>が連日の大幅高。01年4月以来、15年半ぶりの高値を付けた。政府が2025年の万国博覧会を大阪に誘致する調整に入ったと前月末に報じられて以降、大阪市臨海部周辺の開発が進むとの思惑から、短期資金が流入している。

東証1部騰落数は、値上がり1404銘柄に対し、値下がりが441銘柄、変わらずが135銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16735.65 +136.98

寄り付き    16661.51

安値/高値   16637.82─16747.20

TOPIX<.TOPX>

終値       1340.21 +9.49

寄り付き     1334.10

安値/高値    1332.63─1341.05

東証出来高(万株) 156282

東証売買代金(億円) 17528.1

(長田善行)

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