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米利上げ、次の実施時期よりその後のペース重要=シカゴ連銀総裁

2016年10月5日

[5日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は5日、次の利上げの時期よりも、その後の利上げペースにより関心を持っていると語った。ニュージーランド・オークランドで行う米経済に関する講演の準備原稿の中で述べた。

米連邦準備理事会(FRB)が参考にするインフレ指標は直近では1.7%で、目標の2%を4年以上も下回っている。総裁はかねてより、インフレ率が長期的に目標を割り込んでいることを懸念している。

エバンズ総裁は講演で、FRBが次の利上げを実施する際、コミュニケーションの内容を変えることを提案。その後の利上げについて「インフレ指標の動向次第だということを示すべき」との認識を示した。

総裁は、インフレ率が持続的なベースで上向いていることを示すしっかりとした証拠を得たい、と述べたほか、インフレ期待がFRBのインフレ目標に沿っていることをもっと確信することを望んでいる、と強調。そのためには「非常に浅い」金利パスが必要になると語った。

昨年12月の利上げ以降、次の利上げ時期についてFRB内部の意見は割れている。エバンズ総裁は、世界的にインフレ圧力が弱い低金利・低成長環境の下、金利を急速、大幅に引き上げるべきではないと主張し続けている。

総裁は来年、米連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を得る。

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