住宅ローン借り換え比較ランキング[2016年]
2016年10月7日公開(2016年11月8日更新)
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「住宅ローン借り換え比較ランキング[2016年]」

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住宅ローン借り換え比較ランキング[2016年]

ザイ・オンライン編集部

住宅ローン金利の最新動向チェック【2016年10月】
35年固定は、多くの金融機関が金利を上げる中、
金利を引き下げた三菱UFJ信託銀行がトップに!

 2016年10月の住宅ローンの金利は、9月に続き、10年超の長い固定金利が上昇基調となりました。ただし、そうした状況でも果敢に切り下げる金融機関があり、35年固定金利ではトップが交代しました。果たして、今後の金利動向はどうなるのでしょうか。(住宅ローンアドバイザー 淡河範明)

10年国債の金利上昇を受けて
9月に続いて長期金利がやや上昇

 住宅ローン金利は、8月から9月にかけて10年国債の金利が上昇したことを受けて、長期の固定金利を中心にやや上昇しました。今後も全般的にこの上昇傾向が続くかどうかは、9月に日本銀行が導入を発表した「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)」の結果次第です。日本銀行は、短期金利はマイナス金利を維持し、下がりすぎていた長期金利は10年国債金利がゼロ%程度で推移するようにすると明示していることから、長期金利を中心として住宅ローンの金利水準が若干、上昇していくはずです。

変動金利は上位の顔ぶれも変わらず
表面金利1位の新生銀行には注意

 9月に続き、変動金利はほとんどの金融機関が金利を変更していません。

 10月も表面金利が最も低いのは新生銀行ですが、新規借入と借り換えで金利を変えてきました。9月までは、新規借入・借り換えともに0.4%でしたが、10月からはキャンペーンが適用される新規借入は0.4%のままで、キャンペーンが適用されない借り換えは0.45%に上げました。

 新生銀行は金利や商品体系が他社と大きく違うので、他社への波及があるとは考えにくいですが、興味深い変化です。

 表面金利の第2位は、「ARUHIフリーダム」でした。多くの金融機関が金利水準を変更していない中で0.1%金利を引き下げ、0.454%としました。ただし、ARUHIフリーダムは最初に支払う手数料が「融資額×3.24%」と高く、コストを含めて計算した実質金利では1.342%と高くなります。紛らわしいのは、ARUHIは下表の実質金利ランキングで2位の「MR.住宅ローンREAL」という商品も提供しており、表面金利は0.497%と若干高いのですが、手数料は「融資額×2.16%」と安いため、結果として実質金利は「MR.住宅ローンREAL」のほうが低くなっています。

 このように、表面金利1位の新生銀行、2位のARUHIの「ARUHIフリーダム」は、実質金利でみると金利が大きく上昇するタイプの商品なので、注意が必要です。

 下表は、10月の「変動金利」住宅ローン金利ランキングです。新規借入も、借り換えについても、1〜2位は同じ顔ぶれでした。

【2016年10月最新版】競争が激しく、過去最低水準!
◆「変動金利」住宅ローン金利ランキング(借り換え)
※借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入で計算(詳細な条件は表組の下に記載)
順位 実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
1位 ◆楽天銀行 <変動金利(固定特約付き)変動金利>
0.574% 0.510% 0円 32.4万円
2位 ◆ARUHI <MR.住宅ローンREAL 変動金利>
⇒公式サイトはこちら!
0.626% 0.497% 0円 借入額×2.16%
2位 ◆じぶん銀行 <全期間引下げプラン 変動金利>
0.626% 0.497% 0円 借入額×2.16%
2位 住信SBIネット銀行 <当初引下げプラン 変動金利>
0.626% 0.497% 0円 借入額×2.16%
※表面金利が1位の住宅ローン(変動金利)

◆新生銀行 <変動金利(半年型)タイプ キャンペーン>
⇒公式サイトはこちら!
実質金利14位
0.945%
表面金利1位
0.450%
0円 10.8万円
>>「変動」住宅ローン金利ランキングはこちら!

5年固定は、表面金利で三菱UFJ信託銀行がトップに
じぶん銀行や新生銀行はわずかに引き上げ

 5年固定も、あまり変化はないのですが、一部の金融機関が金利を引き下げています。

 5年固定は、9月まで信託銀行同士の戦いでしたが、三菱UFJ信託銀行が頭一つ抜け出して表面金利を引き下げました。とはいえ、わずか0.02%の引き下げなので、相変わらずデッドヒートが続いているといってよいでしょう。

 また、じぶん銀行や新生銀行はほんのわずかですが表面金利を引き上げました。5年固定は、短期でもなく、長期ともいいがたい期間であり、各金融機関も悩みながら金利設定をしているのでしょう。

 下表は、9月の「5年固定」住宅ローン金利ランキングです。新規借入も、借り換えについても、1〜3位は同じ顔ぶれでした。

【2016年10月最新版】変動か10年固定を選ぶべき?
◆「5年固定」住宅ローン金利ランキング(借り換え)
※借入金額3000万円、借り入れ期間35年、団信加入で計算(詳細な条件は表組の下に記載)
順位 実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
1位 ◆楽天銀行 <変動金利(固定特約付き)5年固定>
0.653% 0.799% 0円 32.4万円
2位 ◆みずほ銀行 <最後まで変わらずおトク!(ネット) 5年固定>
0.751% 0.675% 借入額×2.06% ※1 3.24万円
3位 ◆イオン銀行 <金利プラン(定率型)5年固定>
⇒公式サイトはこちら!
0.763% 0.800% 0円 借入額×2.16%
※表面金利が1位の住宅ローン(5年固定)

三菱UFJ信託銀行 <当初固定期間引下型 5年固定>
実質金利4位(新規)
0.797%
表面金利1位
0.380%
借入額×2.06% ※1 3.24万円

10年固定は、トップの顔ぶれは変わらないが、
金利を上げる銀行も、下げる銀行もあり、混乱模様

 10年固定は最も注目される固定期間ですが、10月は意外にもトップの交代はなく、金利も大きく変わりませんでした。また、金利を下げる金融機関もあれば、上げる金融機関もあり、方向性の見えない混乱した印象を受けました。

 10月に表面金利を上げた金融機関は、ソニー銀行、新生銀行、楽天銀行。これは、10年国債の金利が8月から9月にかけて上昇をしているため、まっとうな判断であるといえます。逆に表面金利を下げたのは、三菱UFJ信託銀行、住信SBIネット銀行でした。

 他のほとんどの金融機関は金利を変化させていません。つまり、10年国債の金利が上昇したにもかかわらず、10年固定の金利を追随して上げることはしない、という大胆な決断を下しているのです。

 では、三菱UFJ信託銀行、住信SBIネット銀行が積極的だったかといえば、そうではないと考えます。というのも、10年固定金利で最も低い金利となるほどの引き下げをしていないからです。

 むしろ、低い金利をそのままにしたみずほ銀行やりそな銀行は、これ以上ないくらい弾き金利を提示しているので、不退転の決意をもってその水準にとどまっているのではないか、と思わせます。特に、りそな銀行の「WEB限定借換ローン」は、強い意志を感じる金利設定で、是非、検討の対象に加えてほしいです(下の「10年固定」住宅ローン金利ランキング(借り換え)参照)。(9月の「10年固定」住宅ローン金利ランキング(新規借入)はこちら)

【2016年10月最新版】競争激化で5年固定よりも金利が低い商品も!
◆「10年固定」住宅ローン金利ランキング(借り換え)
※借入金額3000万円、借り入れ期間35年、団信加入で計算(詳細な条件は表組の下に記載)
順位 実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
1位 ◆りそな銀行 <WEB限定借換ローン(当初型)10年固定>
0.645% 0.450% 0円 借入額×2.16%+3.24万円
2位 ◆みずほ銀行 <最後まで変わらずおトク!(ネット) 10年固定>
0.768% 0.675% 借入額×2.06% ※1 借入額×2.16%
3位 ◆楽天銀行 <変動金利(固定特約付き)10年固定>
0.814% 0.984% 借入額×2.06% ※1 3.24万円
※表面金利が1位の住宅ローン(10年固定)

◆三井住友信託銀行 <当初期間金利引下げ 10年固定>

0.891%
表面金利同率1位
0.450%
借入額×2.06% ※1 3.24万円
>>「10年固定」住宅ローン金利ランキング(借り換え)はこちら!

35年固定は、多くの金融機関が金利を上げる中、
三菱UFJ信託銀行とみずほ銀行が切り下げを断行

 10月は9月に続いて、10年超の長い固定金利のゾーンに大きな動きがありました。半官半民の「フラット35」をはじめ、多くの金融機関が金利をやや上げた中、三菱UFJ信託銀行とみずほ銀行は金利を下げました。

 10年国債の金利上昇を受け、「フラット35」は金利を0.04%上昇、ソニー銀行は0.151%上昇させました。

 そうした状況で、三菱UFJ信託銀行とみずほ銀行は金利を切り下げるという決断をしました。それにより、実質金利でとうとうトップの交代が実現し、三菱UFJ信託銀行が第1位、みずほ銀行が第2位となったのです。

 超長期固定については、従来から実質金利が低いソニー銀行、今年になって金利を引き下げ続けている三菱東京UFJ銀行の“2強状態”が続いていましたが、そこへ三菱UFJ信託とみずほ銀行が参戦してきたのは、画期的なことだと考えます。

 他の金融機関が超長期金利に参戦してくれば、より金利が引き下がる可能性も期待できるため、今後が楽しみです。

 下表は上位の顔ぶれが変わった10月の「35年固定」住宅ローンランキング(借り換え)です。(10月の「35年固定」住宅ローン金利ランキング(新規借入)はこちら)

【2016年10月最新版】低金利の今が、長期金利への借り換えチャンス!
◆「35年固定」住宅ローン金利ランキング(借り換え)
※借入金額3000万円、借り入れ期間35年、団信加入で計算(詳細な条件は表組の下に記載)
順位 実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
1位 ◆三菱UFJ信託銀行 <全期間固定型 35年固定>
1.154% 1.020% 借入額×2.06% ※1 3.24万円
2位 ◆みずほ銀行 <全期間固定プラン ネット 35年固定>
1.204% 1.070% 0円 借入額×1.026%
3位 ◆ソニー銀行 <住宅ローン 20年超>
1.260% 1.251% 0円 4.32万円
>>「35年固定」住宅ローン金利(借り換え)ランキングはこちら!
※実質金利は、借入金額3000万円、借り入れ期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。固定期間終了後は変動金利を選択(現在の水準が継続と仮定)。実質金利の計算法はこちら諸費用は、事務手数料等、保証料、団体信用生命保険料(フラット35のみ対象。融資残高×0.358%を毎年支払う)とする。主要15金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各金融機関の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の協力で作成。※1 返済期間35年の場合

※【関連記事】最新の住宅ローン金利の動向(2016年11月)はこちら!>>

※【関連記事】過去の住宅ローン金利の動向
・【9月の金利動向】10年固定金利、35年固定金利を中心にやや上昇!「一時的な調整」か「転換点」なのか、今後に注目>>
・【8月の金利動向】国債金利下落を受けて、住宅ローンは過去最低水準 競争が激しい「10年固定」は0.4%を下回る!はこちら!>>
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【2016年12月最新版】競争が激しく、過去最低水準の低金利!
◆「変動金利」住宅ローン金利ランキング(借り換え)
※借入金額3000万円、借り入れ期間35年、団信加入で計算(詳細な条件は表組の下に記載)
順位 実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
1位 ◆楽天銀行 <変動金利(固定特約付き)変動金利>
0.571% 0.507% 0円 32.4万円
【楽天銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
金利、諸経費が安いだけでなく、固定金利期間終了後に適用される金利も安めで、実質金利で見て競争力が高い。事務手数料は一律32万4000円であり、他のネット銀行の多くが採用する2.16%に比べて安い。また、事前審査の結果は最短で翌日、本審査は3~4日で回答する。店舗に行かず契約が可能
2位 ◆ARUHI <MR.住宅ローンREAL 変動金利 頭金20%以上>
0.626% 0.497% 0円 借入額×2.16%
【ARUHIの住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
SBIモーゲージから社名変更した住宅ローン専門の金融機関。フラット35の実行件数ナンバー1で、全国の店舗で相談可能。金利設定は低いが、諸経費は2.16~3.24%と比較的高め。8疾病保障特約(保険料別)も付帯できる。事前審査は最短で当日、本審査は最短3営業日のスピード審査が特徴
ARUHIの住宅ローンの公式サイトはこちら
【関連記事】[ARUHIの住宅ローンの金利・手数料は?]「フラット35」の取り扱いシェアは6年連続1位!最高10割まで融資可能、付帯する保険も充実
2位 ◆じぶん銀行 <全期間引下げプラン 変動金利>
0.626% 0.497% 0円 借入額×2.16%
【じぶん銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
三菱東京UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行。変動金利の競争力が高く、業界トップクラスの低金利となっている。がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」が無料付帯。ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短即日回答、契約は最短10日とい短期間での契約が可能だ
じぶん銀行の住宅ローンの公式サイトはこちら
【関連記事】[じぶん銀行の住宅ローンの金利・手数料は?] 変動金利は業界トップクラスの低金利!がんになると住宅ローンが半減する団信が無料
2位 住信SBIネット銀行 <当初引下げプラン 変動金利>
0.626% 0.497% 0円 借入額×2.16%
【住信SBIネット銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、表面金利の低さではトップクラス。通常の団信に加えて、「8疾病保障」を無料で付帯しており、魅力的だ。女性には、がんと診断されると30万円が支給される保障も無料で付けている
5位 ソニー銀行 <変動セレクト 変動金利>
0.678% 0.549% 0円 借入額×2.16%
【ソニー銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
「変動セレクトローン」は変動金利向けの商品で、手数料は借入額の2.16%かかるものの、表面金利が低いので、実質金利でも競争力がある。もう一つの商品である「通常の住宅ローン」は全期間固定と一定期間固定の商品に強みがあり、借り入れ時の金利が低いだけでなく、固定期間終了後の金利も低めに設定されている。全期間固定(20年超)なら、こちらを選ぼう。
ソニー銀行のお申し込みはこちら
【関連記事】[ソニー銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]業界トップクラスの低金利や安い諸経費が人気!来店不要で迅速な対応が売りで、対面相談も可能!
6位 イオン銀行 <金利プラン(定率型) 変動金利>
0.699% 0.570% 0円 借入額×2.16%
【イオン銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
イオンでの買い物が5年間、5%オフになる(買い物額で年間90万円まで)ので、合計で最大22.5万円分のメリットがある。固定期間終了後の金利優遇幅が大きく、実質金利では上位に顔を出す。売買契約金額・工事請負契約金額の105%まで借りられるので、諸経費やリフォーム費用も住宅ローンと一緒に、低い金利で借りられる
イオン銀行の住宅ローンのの公式サイトはこちら
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