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ユーロ圏9月総合PMI、速報値と変わらず 15年1月以来の低水準

2016年10月5日

[ロンドン 5日 ロイター] - マークイットが発表した9月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.6と、2015年1月以来の低水準となった。速報値からは変わらず。

前月は52.9だった。

2013年半ば以降、景気判断の分かれ目となる50を上回る状況は続いているが、IHSマークイットの首席ビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「勢いが弱まっているというサインが示された」と指摘した。

 「ユーロ圏の4大経済大国のうち、勢いが増している兆しがあるのはフランスのみで、ドイツ、イタリア、スペインでは成長が鈍化傾向にある」という。

一方、産出価格指数は50.0となり、2015年9月以来の高水準。速報値は50.1だった。同指数は過去5年間、概ね50を割り込んでいる。8月は49.3だった。

9月のユーロ圏サービス部門PMI改定値は52.2。速報値の52.1からはやや引き上げられたものの、2014年12月以来の低水準となった。8月は52.8だった。

サービス部門の雇用指数は52.0と、8月の52.4から低下し、5カ月ぶり低水準に落ち込んだ。速報値は51.8だった。

バークレイズのApolline Menut氏は「調査によると、景気や政治の先行き不透明感が、ユーロ圏の信頼感の重しなっている。今後、英国の欧州連合(EU)離脱交渉が始まれば、さらに心理が悪化するだろう」と指摘。

 「不透明感の増大と信頼感の低下は、今年第4・四半期と来年第1・四半期に景気が悪化するとの当行の予測を裏付けている」と述べた。

*内容を追加します。

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