合成樹脂から化学品、バイオ、エレクトロニクス、包装材料、特殊コーティングまで、幅広い材料や加工技術を提供するKISCO。時代が求める先端素材・材料の知見や技術を先取りし、生産、調達などの支援サービスをタイムリーに行うことで顧客の事業発展に貢献している。

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岸本剛一 代表取締役社長

 時代の変化とともに目まぐるしく移り変わる工業用材料のニーズに対し、常にその変化を先取りし、最新の知見や技術を顧客に提供し続けてきたKISCO。

 1921年にゴム薬品を扱う商社として誕生し、今年で創業95周年を迎えた。

 現在は、合成樹脂、化学品、エレクトロニクス、包装材料、パリレンコーティング(特殊コーティング技術)の五つの事業部門で、幅広い顧客に多様な材料を提供している。

顧客との「共創」で
材料の可能性を広げる

「創業以来、90年以上にわたって取引のあるお客さまもいらっしゃいます。提供する材料は変わっても、長い年月をまたいで取引関係が続いているお客さまが多いのが当社の特徴です」と語るのは、同社の岸本剛一代表取締役社長だ。

 創業以来の理念として、「共創」の2文字を掲げるKISCO。これこそが、多くの取引先と長年にわたって強固な信頼関係を築き上げてこられた源流だという。

「新たな先端材料のシーズやニーズをお客さまと速やかに共有し、材料だけでなく、知見やリソースを提供するなど、事業化を積極的に支援します。お客さまと一緒になって新しい市場やビジネスを創り上げていくことが当社の目指すサービスの在り方なのです」(岸本社長)

 例えば、顧客が海外拠点を設ける際に、要請に応じて設立支援やプレマーケティングを行うなど、まず自らが動いて顧客の事業基盤づくりを支援しつつ、顧客と共に市場を創造していく。