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中国外貨準備、9月末は3.166兆ドル 予想以上に減少

2016年10月7日

[上海/北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した9月末時点の外貨準備高は3兆1660億ドルで、8月末の3兆1850億ドルから減少した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は3兆1800億ドルで、小幅ながらも予想以上の減少となり、新たに資本が流出した可能性が示された。

減少は3カ月連続。

8月末の外貨準備は2011年以来の低水準だった。

8月からの減少幅(188億ドル)は8月の減少幅(158億9000万ドル)を上回り、5月以来最大となった。

中国の外貨準備は世界最大。昨年は8月の元切り下げを受け、過去最大の落ち込み(5130億ドル)を記録していた。

9月末の金準備高は781億6900万ドルで前月の771億8000万ドルから増加した。

キャピタル・エコノミクスの中国担当エコノミスト、ジュリアン・エバンズ・プリチャード氏は「(外貨準備は)200億ドル近くの減少でかなり大きい」と指摘。為替相場の影響と債券市場の動向を考慮すると実際の数字はもっと大きいとの見方を示した。

 「人民銀行は為替市場でかなり大規模な介入を続けているとみられ、きょうのデータはそれを示唆している」と語った。

また「資本フローに幾分の脆弱(ぜいじゃく)さが依然として見られ、為替相場に影響している。資本流出が急激に加速すれば、人民元に下落圧力がかかるだろう」と指摘した。

*内容と写真を追加します。

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