ミネラルウォーターを選ぶなら、
硬水系の炭酸水が頭痛におすすめ

朝食抜きやドカ食いは頭痛にNG。<br />1日6食で血糖値を一定に保って<br />イラスト:えなみかなお(asterisk-agency)

ミネラルウォーターの人気は近年、急上昇しています。
飲料水売り場でもかなりの種類が並び、どれにしようかと悩まれる人も多いと思います。

一般的には、口当たりがよく、硬度の低い軟水系のものが好まれがちですが、頭痛持ちの人には、硬度の高い硬水系のものがおすすめです。

硬水系のミネラルウォーターにはマグネシウムが多く含まれています。
このマグネシウムには、脳血管を安定化させる作用があるため、脳血管が異常に拡張することで起こる片頭痛持ちの人にはおすすめなのです。

また、マグネシウムには腸の動きをよくする作用もあります。
片頭痛が起こる際には胃腸の動きも悪くなるため、こうした観点からも硬水系のミネラルウォーターはおすすめの飲料水です。

さらに、硬水系の炭酸水ならばベターです。

炭酸には、腸の動きをよくする作用と腸の壁にへばりついている(大腸がんの原因にもなる)宿便を取り払い、洗浄してくれる作用があるため、腸から老廃物が吸収されることを防いでくれます。

ミネラルウォーターを買う時は、迷わず、硬水系の炭酸水を選んでください。

●ポイント:マグネシウムが脳血管を安定させ、炭酸が腸の働きをよくする