40代というと管理職に就く人も増え、子どもが就学・受験を迎えるなど、人生で仕事と家庭が最も充実する時期。多くの人と関わる機会も増えるなかで、若々しくいるのとそうでないのとでは周囲からの評価も大きく変わってくる。

 あなたは、初対面の同世代の人と会った時に「この人、自分より(年齢が)上?下?」と無意識のうちに探っていないだろうか。そんなとき、同じ年ならば「自分の方が若々しい」などと優越感を持ったことがある人もいるはず。

 前出の同調査では、40代男性の77%が「40代になると同世代で見た目の差がつきやすい」と回答するように、見た目年齢の個人差が大きくなるのがまさしくこの年代。見た目の若々しさで優越感を保つためにも、男性も日頃から年齢の判断基準にされている「肌」をケアすることがとても重要なのだ。

 では、どのように「肌」の若々しさを保てばいいのか。これまで40代男性の多くは、男性のスキンケアに関する情報に接する機会が少なく、「どうケアすればいいのかわからない」「対策したくても自分の肌に合った商品がわからない」と感じていたことだろう。

40代になると、30代では目立たなかったシワが目立ちやすくなる(マンダムが作成した「各年代男性標準顔」より)

 ただ40代を迎えると、30代では気にならなかった肌質が大きく変化することから、「わからないから対策しない」では手遅れになりかねない。

 特に今の40代男性は健康的な焼けた肌がモテる時代に青春を過ごしたために、UVケアなしで日焼けをするなどして肌が紫外線の影響を存分に受けてしまっている。40代になるとシミが増えたように感じるのは、若い頃から浴び続けてきた紫外線によって蓄積されたメラニンが肌表面に表れてしまうからだろう。

 また、男性はヒゲそり習慣により日常的に肌を傷つけているため、乾燥小じわの原因である肌乾燥や肌荒れを起きやすくさせてしまっているのも事実だ。