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欧州市場サマリー(13日)

2016年10月14日

[13日 ロイター] - <為替> ドル売りが加速し、対円では2カ月半ぶりの高値から値下がりした。弱い中国貿易統計を受けて、リスク選好が後退した。年内の米利上げが有力視される中、「中国景気が大幅に冷え込めば、米当局が目指す金融政策の安定化を再び阻む恐れがある」(BKアセット・マネジメントの為替戦略マネジングディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏)との指摘も出ている。

<ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。FT100種は3日続落し、1週間以上ぶりの安値に落ち込んだ。軟調な中国の貿易統計を受けて金属価格が値下がりしたことで、資源株が売られた。FT100種は2日前に過去最高値を更新したばかりだ。

中でも鉱業株は大きく売り込まれた。FT350種鉱業株指数は3.30%安となった。シティグループが投資判断を「売り」から「ニュートラル」に引き下げたBHPビリトンとリオ・ティントはともに4%を超える値下がりとなった。

<欧州株式市場> 続落した。中国の9月の貿易統計が予想より低調な内容だったことで、鉱業株が値下がりした。証券会社による投資判断引き下げで、保険大手の英スタンダード・ライフやオランダのエイゴンが売られたことも響いた。

STOXX欧州600種は一時、7月12日以来約3カ月ぶりとなる安値に落ち込んだ。最終的には0.87%下落で引けた。STOXX600種の資源株指数、保険株指数と銀行株指数<.SX7P >はそれぞれ2%を超える下落となった。

オランダのナビケーション機器メーカー、トムトム(TomTom)は7.8%安。第3・四半期の個人向け機器の売り上げが予想を下回った。

<ユーロ圏債券> 国債利回りが軒並み低下した。主要中銀が金融刺激を段階的に縮小するとの懸念が和らいだ。独10年債利回りは3.6ベーシスポイント(bp)低下の0.03%。他のユーロ圏債券の利回りも総じて3─4bp低下した。

コメルツ銀行のストラテジスト、ライナー・ギュンターマン氏は「FRBの慎重姿勢と、ECBが量的緩和(QE)プログラムの実践的な対処を協議するという2つの材料の組み合わせが大きい」とし、「資産買い入れ縮小への懸念という点において、市場は明らかに先走りすぎていた」と述べた。

また弱い貿易統計を受けて中国景気の減速懸念も浮上。投資家にとり、中銀による金融緩和継続の必要性を浮き彫りにした。

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