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加EU包括貿易協定、独憲法裁が批准差し止め目指す訴え棄却

2016年10月14日

[ベルリン/オタワ 13日 ロイター] - ドイツの憲法裁判所は13日、欧州連合(EU)とカナダの包括的経済・貿易協定(CETA)について、一定の条件の下で独政府が承認することを認めた。これにより、来週にも議会で批准される可能性が高まった。

議会での批准手続きを前に、活動家らが政府のCETA承認を差し止めるよう求めたが、憲法裁はこれを退けた。

EUの貿易担当相は来週CETAについて採決を行い、加盟28カ国が全会一致で支持する必要がある。欧州議会も同協定の一部について承認する必要がある。EUとカナダは27日の調印を目指している。

ただ、EU加盟国の中には同協定に反対する動きがあるため最終的に承認されるかは不透明だ。

カナダのトルドー首相は同日、EUで承認の見通しが立たないことに懸念を表明。記者団に「欧州が調印までこぎつけなかった場合は、生産的ではない道を選んだという明確なメッセージを欧州各国だけでなく全世界に送ることになり、非常に残念なことになる」と述べた。

ベルギーのフランス語共同体議会は12日に同国のCETA批准を阻止するための動議を可決。ベルギー連邦政府は同協定を支持しているが、正式な承認には地域・言語共同体の賛成が必要になる。

CETAが発効すれば98%の貿易品目で関税が撤廃される見通し。また、規制面での協力や政府調達で市場開放を進めることを目指している。

*内容を追加して再送します。

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