ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
inside Enterprise

伊藤忠が勝負をかける中国医療ビジネス2つのリスク

週刊ダイヤモンド編集部
2016年10月19日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
CITICメディカル社が経営する広東省の中信惠州医院 画像提供:伊藤忠商事

 伊藤忠商事が本格参入を目指す中国ビジネスの“真打ち”がついに動き始めた。6000億円を投じて資本提携する中国最大の国有複合企業、中国中信集団(CITIC)グループと来年にも合弁会社を新設し、日本企業としては初めて中国で大規模な病院経営に乗り出すのだ。

 伊藤忠が先月、合弁会社設立の意向書を交わしたのは、CITIC全額出資のCITICメディカル社。北京市や広東省などで計約2500床の7病院を経営し、さらに5病院と買収交渉中だ。

 世界最大の人口を抱える中国では高齢化が進行し、1人当たりの総医療費支出の伸びはアジアで最も高い。平均寿命(75.2歳)も先進国に近づきつつあり、医療需要の増大が確実な大国だ。

 有望な成長市場に食い込むため、実は伊藤忠はCITICと昨年1月に戦略的業務・資本提携を結んで以来、医療分野での協業を提案してきた。

 ところが中国では目下、習近平政権の反腐敗運動が進められ、あらぬ疑いを掛けられるのを恐れてかCITIC側は新規事業に慎重だった。ここへきてプロジェクトが動き始めた背景には「CITIC株を外資に売却した成果を中国政府が求め始めた」(伊藤忠幹部)ことがあるとみられる。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2017年1月21日号 定価710円(税込)

特集 天才・奇才のつくり方 お受験・英才教育の真実

お受験・英才教育の真実

【特集2】
村田 vs TDK
真逆のスマホ戦略の成否

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


inside Enterprise

日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。

「inside Enterprise」

⇒バックナンバー一覧