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12月利上げ確率かなり高く、市場の織り込み適切=ボストン連銀総裁

2016年10月15日

[ボストン 14日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は14日、金融市場は連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げに踏み切るとかなり高い確率で織り込んでいるとの考えを示した。

同総裁はCNBCに対し、雇用率が持続可能な水準を超えて上昇し物価上昇が進んだ場合、FRBが経済を阻害する形で利上げを行わざるを得ない状況に陥ることを懸念していると指摘。

 「市場では12月(の利上げ)の可能性がかなり高い確率で織り込まれているようだ。経済指標が実際にどうなるか見守りたいが、市場の織り込みは適切だと考えている」と述べた。

そのうえで、イエレンFRB議長が会合後に記者会見を行う予定のある連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBは政策変更を行う傾向があると述べた。12月は会合後にイエレン議長の会見が予定されている。

金利先物市場は12月半ばに利上げがある確率を約60%と織り込む水準で推移。これに対し11月初旬の確率は8%となっている。

ローゼングレン総裁は、政策担当者は企業や家計の行動の変化や生産性の低迷のほか、個人の貯蓄行動の最近のトレンドが一時的な現象なのか、恒常的な性質を持つものなのか、見極めようとしていると指摘。

こうしたことに対する答えが、FRBを含む各国中央銀行が段階的に利上げを実施するか、非伝統的な政策を維持するかを決定する要因となるとの考えを示した。

そのうえで、米10年債利回りがインフレ調整後でゼロ%近辺で推移していることは「米経済、および世界経済の成長見通しに対する信頼感、および当局者の低成長に対処する能力に対する信頼感が欠如していることを示している」と述べた。

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