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英10年債利回りが国民投票以来の高水準、インフレ加速懸念

2016年10月15日

[ロンドン 14日 ロイター] - 欧州債券市場で、英10年債利回りが欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を決めた6月の国民投票以来の水準に上昇した。ポンドが最安値圏で推移する中、通貨安によるインフレ高進への懸念が利回りを押し上げている。

英10年債<GB10YT=RR>利回りは10ベーシスポイント(bp)超上昇の1.149%と、国民投票を実施した6月23日以来の水準をつけた。独10年債<DE10YT=RR>との利回り格差は、6月下旬以来の水準となる約107bpに拡大した。

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁はこの日、雇用と成長を支援するためにインフレ率が目標を上回ることを容認する考えを表明。

フォーブス金融政策委員は、英インフレ率はすでに加速しており、今後2年に中銀が目標とする2%の水準を「大幅に」上回る可能性があるとの見方を示した。

ラボバンクの債券ストラテジスト、リン・グラハム・テイラー氏は「インフレ期待が急上昇しており、債券利回りはこれに追随している」と話す。

2週間前までは英国債利回りとポンドはほぼ同様の動きを示していた。だが英国が「ハードブレグジット(強硬なEU離脱)」に向かうとの懸念からポンドが再び下げ足を速めると、国債利回りはインフレ加速への懸念を反映し上昇に転じている。

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