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欧州市場サマリー(17日)

2016年10月18日

[17日 ロイター] - <為替> ドル指数が7カ月ぶりの高水準から下落した。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が前週に行った講演を受け、FRBが利上げに踏み切る前にインフレ率が目標を超えることを容認するのか見極めようとする動きが出ているほか、ドルに対する利食い売りが出たことが背景。

ドル指数<.DXY>は0.10%低下の97.914で推移。オーバーナイトの取引では3月10日以来の高水準となる98.169まで上昇していた。TD証券の北米外為戦略部門責任者のマーク・マコーミック氏は、「FRBがインフレ高進を容認し、その後非常に積極的な引き締めを余儀なくされれば経済にマイナスの影響が及ぶ」としている。

<ロンドン株式市場> 反落。軟調な業績発表が嫌気されて教育出版のピアソン<PSON.L>が売り込まれ、全体を押し下げた。

ピアソンは8.4%安。1月から9月までの9カ月間の基調的売上高が前年同期比で7%の減少となったことに加え、小売業者による在庫需要が7月と8月にさらに下方修正したと明かしたことが嫌気された。

<欧州株式市場> 反落。英メディア大手のピアソン<PSON.L>やノルウェーの魚類養殖会社マリン・ハーベスト<MHG.OL>の軟調な業績発表が相場全体の重しとなった。

ピアソンは8.4%安。FT100種 <.FTSE>とSTOXX600種<.STOXX>の構成銘柄で最も下落率が大きかった。コスト削減により通年の業績見通しは維持したものの、取引条件の厳しさに懸念を示したことが嫌気された。

マリン・ハーベストは4.1%値下がりした。今年の生産量を下方修正したことが売り材料視された。

<ユーロ圏債券> 独10年債利回りが0.1%の水準を上抜け、英国の欧州連合(EU)離脱決定が明らかになって以来の高水準をつけた。市場の焦点が週内の欧州中央銀行(ECB)理事会へと移る中、英米国債利回りの上昇に追随した。

独10年債<DE10YT=TWEB>は月初来で21ベーシスポイント(bp)上昇、マイナス圏を脱却しこの日は0.1%の水準を突破した。これは英国のEU離脱が決まった6月24日以来の水準。

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が前週末14日の講演で、2%の目標を上回るインフレ水準を許容する考えを示唆したことを受けて、米債券利回りは4カ月ぶりの高水準を記録。英国債はポンド安を背景とするインフレ加速懸念から、EU離脱を決めた国民投票以来の水準に跳ね上がった。

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