10月18日、米財務省が14日に公表した為替報告書は、前回4月と同様に、これまでの円相場の動向はファンダメンタルズから逸脱した無秩序なものではないとの認識を改めて示した。写真はブダペストで2011年11月撮影(2016年 ロイター/Laszlo Balogh)

[東京 18日 ロイター] - 米財務省が14日に公表した為替報告書は、前回4月と同様に、これまでの円相場の動向はファンダメンタルズから逸脱した無秩序なものではないとの認識を改めて示した。

 さらに日本当局の「口先介入」については「執拗」と表現。今後、円高が進行しても、日本当局が円売り介入を実施するのは難しいとの見方が、市場関係者の中で一段と強くなっている。

問題なしとの認識変わらず

 半年に1度、米財務省が公表する為替報告書。今回もドル/円相場は問題なく機能しているという米側の認識は変わらなかった。

 前回4月の秩序だった(orderly)という文言から、「円滑に機能している(functioning smoothly)」と表現は変わったが、為替政策に関するG7とG20のコミットメントを順守することが重要であるとの主張を繰り返している。