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為替市場透視眼鏡

米金利先高観出れば円高一服
日本株上昇のシグナルに

田中泰輔
2010年12月20日
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 米国ではブッシュ減税や失業保険措置の継続について、オバマ政権と議会が合意した。景気見通しが支持され、米金利も上昇した。

 FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げサイクルに入る前までの向こう1~2年、ドル円は米金利動向に沿って変動しがちだろう。なかでも金融政策の中期見通しを明快に反映する米国債2年物利回りはドル円のベストシグナルの一つ。それが上昇基調になるほどに米国と世界景気がしっかりしてくると、ドル安・円高は一服し、日本の株価や景況感にしばし光明が差すステージに進む。

 そのことを韓国ウォンと円の関係から整理しよう。韓国経済は外需、外資への依存が強い。このためウォンは、世界経済が好調で海外マネーが円滑に韓国に流入する局面に強まる一方、海外経済が悪化して国際金融フローが滞るとウォンは途端に脆弱化する。

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FX、外貨投資家のニーズに応えた為替投資家向けコラム。執筆には第一線のエコノミストを迎え、為替相場の動向を分析、今後の展望を予測する。

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