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日経平均は小幅に4日続伸、中国懸念後退で一時1万7000円台回復

2016年10月19日

[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に4日続伸した。朝方は小幅安となったが、前日の米国株高などを支援材料に底堅く推移。中国経済への懸念後退も背景に、取引時間中としては6営業日ぶりに1万7000円台を回復する場面があった。ただ高値圏では戻り売りも出て上値の重さも意識させた。積極的な売買は手控えられ、東証1部売買代金は12営業日連続で2兆円を下回った。

TOPIXも小幅に4日続伸となったが、日中は前日終値近辺での値動きを続けた。日本時間午前11時に発表された一連の中国経済指標がほぼ事前予想通りとなったことが投資家に安心感をもたらしたものの、総じて様子見ムードが優勢な展開。終値での日経平均1万7000円台回復には至らなかった。

大型株で構成するTOPIXコア30<.TOPXC>は前日比0.14%安。一方、東証2部総合<.TSI2>は前日比1.38%高となり、中小型株へのシフトが鮮明となった。業種別指数は水産・農林、小売、不動産など内需セクターなどが上昇。鉱業、保険、海運や外需関連の一角は軟調だった。

 「さらなる円高への不安は緩和しつつあるが、足元の1ドル103円台は、企業業績に対する不安がなくなる水準ではない。米国株は堅調で原油相場も戻り歩調にあり、ムードは悪くないが、米大統領選の討論会を含めイベントが目白押しで、買い進みづらい状況だ」(三木証券・投資情報部課長の北澤淳氏)との声が聞かれた。

個別銘柄では三菱自動車工業<7211.T>が急伸。日産自動車<7201.T>が19日、カルロス・ゴーン社長が三菱自動車の会長に就く人事を固めたと一部で報じられた。同社の経営の立て直しが加速するとの受け止めから、買いが入った。

半面、島精機製作所<6222.T>は大幅安。19日に通期業績予想の下方修正を発表したことを嫌気した。円高による為替差損の発生などを背景に、2017年3月期の連結純利益予想を従来の70億円から55億円(前期32億円)に引き下げた。

東証1部騰落数は、値上がり1197銘柄に対し、値下がりが624銘柄、変わらずが164銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      16998.91 +35.30

寄り付き    16952.91

安値/高値   16938.46─17016.66

TOPIX<.TOPX>

終値       1357.20 +0.63

寄り付き     1355.60

安値/高値    1353.33─1359.01

東証出来高(万株) 156110

東証売買代金(億円) 16631.72

(長田善行)

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