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ドル103円後半でもみ合い、ECB控え様子見も

2016年10月20日

[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の103.71/73円だった。米大統領候補者によるテレビ討論会の影響は限られたが、午後に株価が一段高となるとドル/円もじりじり値を上げた。もっとも、海外時間の欧州中央銀行(ECB)理事会を前に様子見ムードも出たもよう。

米大統領選の候補者討論会後に103円半ばでいったん弱含んだが、その後に株価の一段高をながめて切り返し、午後はじりじりと水準を上げた。もっとも「取引は盛り上がっておらず、ちょっとしたフローが入っただけで値が動きやすい」(国内金融機関)との声もあった。

きょうは欧州中央銀行(ECB)理事会を控えており、市場では様子見ムードが強まっているという。

政策面では現状維持が見込まれる一方、一部報道を受けて市場ではテーパリング観測がくすぶっており、ドラギ総裁の会見での説明に関心が寄せられている。「テーパリングを明確に否定すればユーロは下押し。株価が上昇するならリスクオンの円安になりやすい」(邦銀)との見方が出ていた。

朝方のドル/円は、103.30─40円台でもみ合った後、仲値を挟んで103.67円まで上昇。仲値公示にかけては輸入企業のドル買いフローが観測された。

日経平均株価の上げ幅を拡大や、ダドリー米ニューヨーク連銀総裁の「経済が現在の軌道を維持すれば、年内に利上げがあるだろう」との発言が伝わったことで米金利が上昇したことが、ドルの支援材料となったようだ。

ただ、103円後半は上値の重さが感じられるといい、正午にかけてじりじり値を下げた。

米大統領候補者のテレビ討論は、両候補が激しく対立したが、過去2回の討論会で互いの個人攻撃が目立ったのとは対照的に、中絶や銃所持の権利、移民問題など政策テーマに基づいた議論が交わされた。市場では「政策は今までも聞こえていた内容。クリントン氏の優勢は変わらず、為替相場にも影響は限定的だった」(邦銀)との声が出ていた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 103.71/73 1.0959/63 113.66/70

午前9時現在 103.39/41 1.0973/77 113.46/50

NY午後5時 103.44/45 1.0973/78 113.48/52

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