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安川電が売上予想を下方修正、円高で 利益は据え置き

2016年10月20日

[東京 20日 ロイター] - 安川電機<6506.T>は20日、2017年3月期の連結売上高予想を下方修正した。想定よりも為替レートが円高方向で推移していることを織り込んだ。ただ、中国市場が予想以上に回復していることを受け、利益予想は据え置いた。

売上高予想は前年比5.2%減の3900億円(前回予想は同2.7%減の4000億円)に引き下げた。下期の想定為替レートを1ドル105円(当初110円)、1ユーロ115円(同125円)に見直したことを反映させた。

営業利益予想は前年比23.8%減の280億円、当期利益予想は同19.5%減の180億円で据え置いた。営業利益予想は、トムソン・ロイターがまとめたアナリスト18人の予測平均値274億円をやや上回っている。

村上周二専務は会見で「中国が想定以上に早く回復して、非常に活発な受注が入った。特にモーションコントロールがけん引しており、ロボットも価格維持やアップ、コストダウンで改善できている」と語った。

同社は円高が売上高を370億円、営業利益を109億円押し下げると試算しており、この影響を除くと、売上高予想は4270億円(前期実績4112億円)、営業利益予想は394億円(同367億円)となり、増収増益となる。

為替が1%変動すると、営業利益に7億円影響するという。

2016年4─9月期は売上高は前年比9.8%減の1876億円、営業利益は同27.2%減の138億円、当期利益は同28.4%減の86億円だった。円高が売上高を189億円、営業利益を58億円押し下げた。村上専務は「為替の影響を除くと、売上高はフラット、利益は増益だった」と説明した。

<欧州にロボット生産拠点設立>

同社は同日、欧州のロボット需要拡大に対応するため、スロベニアにロボットの生産拠点を設立すると発表した。投資額は30億円で、2018年9月の生産開始を予定している。

村上専務は「円高影響の吸収もこの工場を活用することで進めていける」と語った。

*内容を追加して再送します。

(志田義寧 編集:山川薫)

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