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欧州市場サマリー(20日)

2016年10月21日

[20日 ロイター] - <為替> ユーロが対ドルで4カ月ぶり安値をつけた。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が理事会後の会見で、資産買い入れの停止も延長も協議しなかったと発言。「ECBが量的緩和のテーパリング(段階的縮小)や調整を協議するとの見方を総裁が強く否定し、市場はややハト派的と受け取った」(クレディ・アグリコルの為替ストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏)という。

また米経済が現在の軌道を維持すれば、連邦準備理事会(FRB)は年内に利上げする公算が大きいとしたダドリー米ニューヨーク連銀総裁の発言もドルを支援した。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続伸。米国の銀行による好調な業績発表を受けて銀行株が物色された。

金融大手のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>とバークレイズ<BARC.L>はそれぞれ3.5%と3.2%値を上げた。トレーダーらは米国の銀行の好調な業績発表が銀行部門の株価を押し上げたと指摘。特にRBSとバークレイズなど債券や外国為替、商品(FICC)の取引事業の割合が高い銀行には追い風となったとした。

JPモルガン・カゼノーヴのアナリストらは、欧州の企業決算発表シーズンに入っても「FICCの堅調さは続く」とし、バークレイズを恩恵を受ける銘柄のひとつに挙げた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続伸。ユーロ安や銀行株の値上がりを追い風に、STOXX600種<.STOXX>は約2週間ぶりの高値をつけた。

欧州中央銀行(ECB)は20日の理事会で予想通り政策金利の据え置きを決定した。取りざたされた金融緩和の縮小について、ドラギ総裁は議論はなかったと説明し、ユーロはドルに対して4カ月ぶりの安値に下落した。

STOXX600種銀行株指数<.SX7P>は1.26%の上昇。部門別で最も大きく上昇した。ドイツ銀行<DBKGn.DE>は3.8%高。カタールやアブダビの政府系ファンドや中国の投資家が同銀の株式の25%を購入する可能性があると報じられたことが好感された。   

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 独10年債利回りが2週間ぶりにマイナス圏に落ち込んだ。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が理事会後の記者会見で資産買い入れの段階的縮小についてこの日の理事会では討議されなかったと述べたことが背景。

独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは一時最大3ベーシスポイント(bp)上昇しプラス0.07%を付けたものの、その後反転し、取引終盤では3bp低下のマイナス0.001%で推移。同利回りがマイナス圏に落ち込むのは2週間ぶりとなる。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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