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金融政策、委員の多様性確保と政治干渉排除が重要=元FRB幹部

2016年10月21日

[東京 21日 ロイター] - 米連邦準備制度(FRB)の元幹部のアンドリュー・レヴィン・米ダートマス大教授は21日午後、東大で講演し、金融政策について、誤ることがあり得るため間違っても是正できるような頑健な運営体制を確保が必要との見解を示した。

政策を決定するメンバーの多様性や、政治的干渉からの独立が重要と強調した。

同氏は、当時副議長だったイエレンFRB議長のスピーチライターとしても知られてる。

レヴィン氏は、金融政策が全ての経済活動にじん大な影響を与える大きな影響力を持っていると説明。

しかし、非伝統的金融政策に携わる現在の日米欧の中央銀行を「原因も正しい処方もわからない幼児を抱え、複数の病院を走り回る親」に例え、実験的な政策は、時に間違うリスクがあると明確に指摘した。

中でも、1)選挙のために金融緩和を常に求める政治的圧力からの干渉に抵抗できない、2)政策を決める委員らの考え方が同質的で、付和雷同的な行動をとる場合──に政策を誤るリスクが高まると警鐘を鳴らした。

そのうえで、特定の利益に誘導されない政策決定を実現するためにも、金融政策運営のあり方や政策委員の決め方などの透明性の確保が極めて重要とした。

(竹本能文 編集:田巻一彦)

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