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AT&T、タイム・ワーナー買収で大筋合意 約850億ドル=関係筋

2016年10月22日

[21日 ロイター] - 米通信大手AT&Tが、メディア大手タイム・ワーナーを約850億ドルで買収する方向で大筋合意したと、関係筋が21日明らかにした。両社は買収条件の大半で合意に達しており、早ければ23日にも発表が行われる可能性があるという。

関係筋がロイターに対し明らかにしたところによると、1株当たりの買収価格は110ドル。今年最大の買収案件となる。また、米通信会社が顧客囲い込みを狙いコンテンツと配信の統合を目指す中、ここ数年の通信・メディア企業の買収案件としても最大規模のひとつとなる。

米株式市場でタイム・ワーナー株価は急伸し、一時94.44ドルまで上昇。約8%高で取引を終えた後、引け後の時間外取引でも4.7%上昇した。AT&Tは3%安で終了した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は同日、アップルも数カ月前、合併の可能性をめぐりタイム・ワーナーにアプローチしたと報じた。

タイム・ワーナーのコメントは得られていない。AT&Tはコメントを控えている。

タイム・ワーナーはケーブルテレビ局HBO、ニュース専門局CNN、映画会社ワーナー・ブラザースなどを傘下に持ち、買収ターゲットとして魅力が高い。時価総額は約700億ドル。

AT&Tの時価総額は約2300億ドル。同社は昨年、米衛星テレビ放送大手ディレクTVを485億ドルで買収するなど、すでにメディア大手への転身を図っている。

タイム・ワーナーのジェフ・ビュークス最高経営責任者(CEO)は2014年、21世紀フォックスによる800億ドルの買収案を拒否しているが、関係筋によると、21世紀フォックスは再度買収を提案する計画はない。

コーウェン・アンド・カンパニーのアナリスト、ダグ・クロイツ氏は、AT&Tがタイム・ワーナーを買収するにはほぼすべてを現金で1株当たり少なくとも100ドル支払う必要があるとの見方を示していた。

有識者の間では、買収が合意されれば米独占禁止当局から承認は得られるとの見方が優勢だが、承認に向け特定の条件が付けられるかは現時点では不明としている。

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