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ドル指数8カ月ぶり高水準、ユーロ安と年内の米利上げ観測で=NY外為

2016年10月22日

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し2月初旬以来の高値をつけた。ユーロが7カ月ぶりの安値をつけたことに加え、米連邦準備理事会(FRB)が年内利上げに踏み切るとの見方が高まっていることが背景。

ダドリー米ニューヨーク連銀総裁などFRB当局者のタカ派発言や米大統領選挙で民主党のヒラリー・クリントン候補が勝利するとの見方が、12月の米利上げ予想を後押ししている。

共和党のドナルド・トランプ候補が大統領選に勝てば、不透明感が強まり市場の混乱を招きかねないと不安視されており、利上げが後ずれする可能性がある。

CMEグループのフェドウォッチによると、市場は12月利上げの確率を70%織り込んでいる。2週間前は64%だった。

主要6通貨に対するドル指数は98.813と、2月3日以来の水準に上昇。一方、ユーロ/ドルは3月10日以来の安値となる1.0859ドルまで売られた。

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が前日の理事会後の会見で、追加緩和の可能性を示唆したことがユーロを引き続き圧迫した。

また中国人民銀行(中央銀行)による外貨準備のリバランスの可能性も材料視された。

人民元の対ドル相場はこの日、1ドル=6.75元を下回り、2010年9月以来の安値を付けた。

シティグループの為替戦略部門グローバル責任者、スティーブン・イングランダー氏は、人民元に追随してユーロも売られたと指摘。「中国からの資本輸出が力強いペースで推移すれば、中国の住民の間ではドルを買う傾向が強まり、ドル供給は人民銀の外貨準備から行なわれることになる。その結果、外貨準備のドルとユーロの不均衡を解消しようと、人民銀がユーロを売るとの見方が出ている」と話した。

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