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企業業績の潮目変わる、エクソンなどに注目=今週の米株式市場

2016年10月24日

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米S&P総合500種採用企業の利益が、5四半期ぶりに増加する見通しとなっている。S&P500種は8月半ばに最高値を付けて以来、下降線をたどり、最近6週間は50日平均を下回る水準で引けたことがほとんどだった。

この下落についてアナリストの一部は、企業利益がさらに減少するとの見通しが背景になっているとみていた。

だが、マイクロソフト<MSFT.O>やバンク・オブ・アメリカ<BAC.N>などの第3・四半期利益が予想を上回ったことで潮目が変わった。

ワンダーリッチ・セキュリティーズ(ニューヨーク)のチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「相場がレンジを抜けて上昇する可能性の方が、下落の可能性よりはるかに高い。年内にはみられるだろう」と述べた。

1年の終盤に差し掛かっているという季節性も、相場の支援材料となっている。

ブローカーのLPLフィナンシャルのデータによると、1980年以降、S&P500種は年末までの50営業日において平均3.6%上昇している。これに基づけば、今年の年末の指数は2200に近づき、終値ベースで現在の最高値となる2190.15を上回ることが予想される。

LPLのシニア市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は「企業利益の減少トレンドが今四半期に終わる兆しがみえており、経済が基盤を固める中、典型的な年終盤の強気相場になるかもしれない」と述べた。

S&P500種の組み入れ比率の高いエネルギー株が、市場を前向きな意味で驚かせそうだ。トムソン・ロイター・エスティメーツによると、決算シーズン序盤、同セクターの利益は予想を18%上回った。これは金融株の11%、全体の7%を超える大きさだ。

今週はエクソンモービル<XOM.N>とシェブロン<CVX.N>が28日に決算発表を予定している。

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