ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

豪CBAと米Wファーゴ、国際取引で初めてブロックチェーン利用

2016年10月24日

[シドニー 24日 ロイター] - 豪コモンウェルス銀行(CBA)<CBA.AX>と米ウェルズ・ファーゴ<WFC.N>は24日、ブロックチェーン(分散型台帳技術)を利用した世界初のクロスボーダー取引を行ったと発表した。

CBAによると、豪業者が中国・青島へ輸出される綿花88ベールを米子会社から購入するに当たり、ブロックチェーンを利用したという。購入金額は3万5000米ドル。

ブロックチェーンはネットを経由した取引処理・決済システム。取引の際、「ゴールデンレコード」と呼ばれるデータセットが作成され、安全が確保されたネットワークに参加している全データベース上で自動的に複製される。これにより、サードパーティーによる確認が不要となるため、コスト削減が図れる。

トランザクションには人の介在が不要であり、支払処理の重複や時差の問題が発生しないため、特にクロスボーダー取引に有効と期待されている。

CBAのキャッシュフロー・トランザクションサービスでエグゼクティブ・ゼネラルマネジャーを務めるマイケル・アイデル氏は「従来の貿易金融は混乱をきたしており、今回のように最新テクノロジーを利用することで企業は恩恵を受けることができる」と述べた。

ブロックチェーンのように非中央管理型データベースを利用する手法はもともと、仮想通貨ビットコインの基盤として2009年から使われていたもの。世界の大手金融機関70社以上が参加するコンソーシアム「R3」では、ブロックチェーンの処理速度や正確性、効率性の利用が検討されている。

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧