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日本電産が利益予想を上方修正、車載好調で円高影響を吸収

2016年10月24日

[東京 24日 ロイター] - 日本電産 <6594.T>は24日、2017年3月期(国際会計基準)の利益予想を上方修正すると発表した。営業利益予想は前年比14.7%増の1350億円と従来予想から50億円上乗せした。車載用モーターなどが好調で、中間期(4─9月期)実績が計画を上回ったことを反映させた。

4─9月期の営業利益は前年比15.8%増の690億円と中間期として過去最高を更新した。前年同期よりも円高水準にある為替レートが107億円の減益要因となったが、電動パワーステアリング用車載用モーターなどの「車載及び家電・商業・産業用」製品グループが好調に推移、利益を押し上げた。

 「車載及び家電・商業・産業用」製品グループの営業利益は前年比34.4%増の279億円と大きく伸びた。

4─9月期の税引前利益は前年比6.7%増の662億円、当期利益は同6.9%増の501億円となり、営業利益とともに過去最高を更新した。これに伴い、税引前利益予想を前年比13.5%増の1330億円(従来予想1300億円)に、当期利益予想を同11.2%増の1000億円(同980億円)にそれぞれ引き上げた。

利益予想の上方修正を踏まえ、期末配当予想を40円から45円に増額した。この結果、年間配当は前期実績の80円から85円に増える見通し。

売上高は前年比4.0%減の5640億円だった。円高が約715億円の減収要因となった。こうした状況を踏まえ、第3・四半期(10─12月期)以降の想定為替レートを1ドル105円から100円に、1ユーロ115円から110円にそれぞれ見直し、通期の売上高予想も前年比1.8%増の1兆2000億円(従来予想1兆2500億円)に下方修正した。

(志田義寧)

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