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欧州市場サマリー(24日)

2016年10月25日

[24日 ロイター] - <為替> ドルが上昇し、ドル指数<.DXY>は9カ月高値近辺で推移。円相場<JPY=>は1ドル104円台前半と1週間ぶりの円安・ドル高水準。「米連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げに踏み切るとの観測が根強いなか、ドル高地合いが継続している」(コモンウエルスFOREX)。ユーロは対ドルで概ね横ばい。

<ロンドン株式市場> 下落した。原油価格の下落でエネルギー株に対する売り圧力が強まったほか、金の値下がりで関連の鉱業株も値下がりした。

民放大手のITV<ITV.L>は0.5%高。米通信大手AT&T<T.N>がメディア・娯楽タイム・ワーナー<TWX.N>を854億ドルで買収すると発表したことで、欧州でも同様の企業買収や合併が起きるのではないかと期待された。

金融サービスのプロビデント・フィナンシャル<PFG.L>は2.8%高。ゴールドマン・サックスが目標株価を引き上げた。UBSが投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた格安航空会社(LCC)のイージージェット<EZJ.L>も1.4%高となった。  

<欧州株式市場> STOXX欧州600種が、ほぼ横ばいで取引を終えた。銀行株が引き続き値上がりする一方で、製薬株が売られた。長引く政治空白に解消のめどが見えてきたとして、スペインでは株価が上昇した。スペインの主要株価指数IBEX<.IBEX>は1.27%上昇し、6カ月ぶりの高値をつけた。最大野党の社会労働党が、国民党を率いるラホイ首相続投の是非を問う信任投票で棄権を決定。国民党中心の政権が発足し、10カ月に及ぶ政治的な空白が解消されるとの期待が高まった。

STOXX600種ヘルスケア株指数<.SXDP>は0.74%の下落。スイスの製薬会社アクテリオン<ATLN.S>は証券会社による目標株価切り下げが嫌気されて3.0%安となった。製薬大手の英アストラゼネカ<AZN.L>やスイスのロシュ <ROG.S>はそれぞれ2.0%と0.7%の値下がりした。

スイスの農業バイオ大手のシンジェンタ<SYNN.S>は5.8%安。シンジェンタ買収を進める中国化工集団(ケムチャイナ)が、欧州連合の規制当局に対して独占禁止法上の懸念を払拭するための譲歩案を期日までに提出できなかったことが嫌気された。

<ユーロ圏債券> ポルトガル国債利回りが6週間ぶりの水準に急低下した。また10カ月にわたる政治空白が解決に向かう見込みとなったスペインの国債利回りも大きく低下した。

格付け会社ドミニオン・ボンド・レーティング・サービシズ(DBRS)は前週末21日の引け後に発表したポルトガルの格付け見直しで、格付け「BBB(low)」、見通し「安定的」をそれぞれ据え置いた。DBRSは格付け大手で唯一、ポルトガルに投資適格級の格付けを付与しており、ジャンク級(投機的等級)に引き下げればポルトガル国債が欧州中央銀行(ECB)の買い入れ対象から外れるため、決定が注目されていた。

これを受けて買い安心が広がり、ポルトガル10年債<PT10YT=TWEB>利回りは一時15ベーシスポイント(bp)低下の3.05%をつけた。直近では4bp低下の3.15%まで戻している。

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