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EU、イタリアに構造赤字拡大見通しの説明求める

2016年10月26日

[ブリュッセル 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は25日、イタリアのパドアン経済・財務相に書簡を送り、2017年の構造的財政赤字がEUの要求に反して前年よりも拡大し、財政赤字が5月時点の見通しよりも膨らんでいることについて説明を求めた。

EUの規定では、イタリアは景気循環調整後の構造的財政赤字の解消に向け、対国内総生産(GDP)比で赤字を毎年0.5%以上削減する必要がある。

同国の17年予算案によると、構造的赤字は前年比0.4%ポイント増の1.6%となっている。EU財務相は7月に、0.6ポイント削減して0.6%にするよう求めていた。

また、財政赤字について同国は5月に欧州委宛ての書簡で、対GDP比で1.8%と、16年に見込まれる2.4%から削減する目標を提示していた。ただ、最新の見通しでは2.3%に引き上げられた。

欧州委は目標が大幅に修正されたことについて説明を求めるとともに、「(8月のイタリア中部)地震と移民受け入れで臨時の支出が必要になっていることは理解するが、さらなる詳細が必要だ」とした。また、予算案で「例外的支出」とされる項目についても説明を求めた。

イタリアの回答期限は今月27日。欧州委が回答に納得できない場合は新たな予算案の編成を求めることが可能だが、欧州委にこの権限が付与された13年以降に再編成を求めたことは一度もない。

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