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訂正:アップル、iPhone7プラスの需要読めず 年末商戦に影響も

2016年10月26日

[25日 ロイター] - 米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は25日、スマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)7プラス」の需要が想定以上だったことを認めた。需要の読み違いが年末商戦に影響を及ぼす可能性がある。

クックCEOはアナリスト会議で、クリスマス商戦の前に十分な数のiPhone7プラスを生産できるかどうか分からないと明らかにした。一方、画面の小さい「iPhone7」は供給が可能との見通しを示した。

CEOは生産を開始する前の自社予想に対し、とりわけiPhone7プラスの需要が堅調だと述べた。

これまでのところ品不足による販売機会の損失が生じているかは不明。

9月7日に発表(訂正)されたiPhone7プラス(訂正)は2つの背面カメラを搭載し、ズーム機能が向上した。

ジャックドー・リサーチのアナリスト、ジャン・ドーソン氏は「新たな機能が新型モデルの需要にどう影響するかを推測するのはそもそも難しい」と指摘した。アップルは2014年にサイズの異なるスマホを出したばかりで、消費者の関心の違いを分析している最中との見方を示した。

ライバルの韓国サムスン電子<005930.KS>が発火の報告が相次いだ新型スマホ「ギャラクシーノート7」の生産・販売を打ち切ったことによりiPhoneに流れたユーザーの数を、アップルが少なく見積もった可能性もある。

アップルのマエストリ最高財務責任者(CFO)はロイターに、ノート7生産停止の影響について「知ることは不可能」とし、「われわれは現在のところ全ての需要に応えることはできない」と述べた。

アナリストは、スマホの生産を加速させるのは難しいとの見方を示している。グローバル・エクイティーズ・リサーチのマネジングディレクター、トリップ・チョードリー氏は、短期間のうちに新たにサプライヤーと契約し、新規採用を増やし、工場を立ち上げることはできないと指摘。

 「生産ラインからiPhoneを弾丸のような速度で作り出すことは不可能だ。アップルは物事を完璧に進める。サムスンがやったように急いで質の劣る製品を作る必要はない」と語った。

*5段落目の「発売」を「発表」に、「iPhone7」を「iPhone7プラス」に訂正します。

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