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ドル104円前半、上値追い気運は盛り上がらず

2016年10月26日

[東京 26日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル高/円安の104円前半。新規材料難の中、株価が値持ちしていることなどを背景に、下値は支えられたものの、上値追い気運は盛り上がらず、狭いレンジ内の取引に収まった。

豪第3・四半期消費者物価指数(CPI)が前年比1.3%増(予想は1.1%増)だったと発表され、追加利下げ期待の後退を映して豪ドルが上昇すると、ドル/円は一時104.02円へと下押し、きょうの安値を付けた。

その後は、仲値公示を挟んで一時104.38円に値を持ち直した。正午にかけて弱含んだものの、底堅い地合いは維持された。

前日の海外時間には一時104.87円まで上昇し、レジスタンスとされた直近高値104.63円を上抜けた。これによって「次の節目として、いよいよ105円が視野に入った」(国内金融機関)との見方が出ていた。

もっとも、心理的節目105円に接近すれば、国内輸出企業などの戻り待ちの売りや、短期筋による利益確定売りが出やすい。前日も105円の手前でこうした売り圧力に押されて上昇が失速しており、「105円はつかまえ切れなかった。やはり一筋縄ではいかない」(別の国内金融機関)との声が聞かれた。

午後3時時点で、米10年国債利回り<US10YT=RR>は1.7490/1.7472%の気配。前日の取引で一時1.7878%まで強含んだが、ニューヨーク終盤から東京タイムにかけて、じりじりと低下した。

かんぽ生命<7181.T>は2016年度下期の資産運用計画を発表し、円金利資産の残高を圧縮する方針を示した。外国債券については、ヘッジ付は積み増す予定。オープン債は横ばいを見込んでいるが、為替が円高に振れた場合は積み増しを検討するという。

ヘッジ付外債については、ヘッジコストなど考慮し機動的に残高を調整する計画だとした。また、オープン外債は円高に振れた場合は残高増を検討するという。

ドル資産投資のヘッジコストは、円投/ドル転スワップ3カ月物で、154.67ベーシスポイント(bp)と1週間前の148.10bpから上昇している。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 104.28/30 1.0886/90 113.53/57

午前9時現在 104.16/18 1.0885/89 113.38/42

NY午後5時 104.21/24 1.0889/94 113.46/50 

(為替マーケットチーム)

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