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日経平均は3日続伸、日銀ETF買い期待などで底堅い

2016年10月26日

[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に3日続伸した。原油相場の下落や一連の米企業決算を嫌気した米国株安の流れを引き継ぎ、序盤は売り優勢の展開。日本株の短期的な過熱感も意識された。ただ下値を売り込む向きは限られ、後場にはプラス圏に浮上。日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ期待などを支えに、底堅く推移した。

TOPIXは一時0.39%高の1382.79ポイントを付け、今年5月の高値を更新。終値は4月27日以来、約半年ぶりの高値となった。「安川電機や日本電産など決算先発組が好スタートを切ったことが、企業業績に対する市場センチメントを改善させ、指数の押し上げにつながっている」(いちよし証券・投資情報部課長の及川敬司氏)という。

セクター別では精密機器や不動産などが堅調。「不動産株には小口ながら海外リアルマネーが継続的に入っている」(外資系証券)との声があった。食料品や建設、情報・通信など内需銘柄がしっかり。連日堅調な化学株は、旭化成<3407.T>や三菱ガス化学 <4182.T>など年初来高値を更新する銘柄が目立った。

一方、東証1部の売買代金は1兆8114億円と引き続き低迷。海外勢の買いは断続的に入っているものの、商いは膨らまず上値を追う勢いは乏しいという。テクニカル面で短期的な過熱感が高まっていることも上値に慎重な姿勢につながった。

個別銘柄では、自社株買いを発表した太平洋セメント<5233.T>が大幅高。コカ・コーラグループと清涼飲料事業で資本・業務提携する方向で協議を始めたと発表したキリン<2503.T>も堅調。自動運転車を開発するベンチャーのZMP(東京都文京区)の上場観測を受けて、JVCケンウッド<6632.T>などの関連銘柄が後場一段高となった。

半面、近畿車両<7122.T>が年初来安値を更新。25日に2017年3月期の業績予想の下方修正と、未定としていた期末配当を無配(前期末は1株3円)とすると発表したことが嫌気された。

東証1部騰落数は、値上がり1286銘柄に対し、値下がりが557銘柄、変わらずが143銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      17391.84 +26.59

寄り付き    17329.03

安値/高値   17295.46─17391.84

TOPIX<.TOPX>

終値       1382.7 +5.38

寄り付き     1375.49

安値/高値    1372.77─1382.79

東証出来高(万株) 158904

東証売買代金(億円) 18114.53

(杉山容俊)

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