ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

キヤノン通期予想、3回目の下方修正 円高・事務機が不振

2016年10月26日

[東京 26日 ロイター] - キヤノン<7751.T>は26日、2016年12月期の通期業績予想(米国基準)を下方修正したと発表した。従来2650億円と見込んでいた営業利益見通しを前年比33.8%減の2350億円に引き下げた。円高に加えレーザープリンターといった事務機の不振などが響くという。同社が通期予想を下方修正するのは今期3回目。

修正後の営業利益予想はトムソン・ロイターがまとめたアナリスト19人の予測平均値2596億円を下回った。

売上高見通しは前年比11.6%減の3兆3600億円(従来予想3兆5200億円)に、当期利益見通しは同25.1%減の1650億円(同1800億円)に引き下げた。

10─12月期の為替想定はドルは100円(7─12月期予想は105円)に、ユーロは113円(同115円)に変更。円高による通期の対前年比マイナス影響額は売上高で3300億円、営業利益で1300億円に上るという。

田中稔三副社長は、下方修正の要因として円高、新興国経済の停滞長期化に加え既存事業の成熟化を挙げた。カメラはコンパクトタイプの販売台数が大きく落ち込んでいる。同氏は、「カメラやレーザープリンターが成熟化し、大きな伸びを期待できない。新規事業の種をまいているが、今のところ思ったほどスピーディーに育っていない」と述べた。

東芝<6502.T>から買収する医療機器メーカーの東芝メディカルシステムズについては、各国の競争法審査が完了していない。「大半は認可を得ているが、一部手間取っているところもある」(田中氏)という。

(浜田健太郎)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


ロイター発 新着ニュース

ロイター提供、日本と世界の最新ニュースをお届けします。

「ロイター発 新着ニュース」

⇒バックナンバー一覧