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フィリピン・米国が来月対話、合同軍事演習の今後を協議

2016年10月27日

[マニラ 26日 ロイター] - フィリピンと米国の軍幹部は来月後半に開かれる年次対話で、両国による合同軍事演習の今後を話し合う。防衛関係筋が26日、明らかにした。

米ハワイ州ホノルルとフィリピンのマニラで毎年交互に開催されている軍事対話は、諜報活動や人道援助、災害対応、軍事演習などを協議する場となっている。

フィリピンのドゥテルテ大統領が米国との軍事同盟解消を示唆する発言を繰り返し混迷が深まっているが、フィリピン軍の司令官の中には大統領と意見が異なる者もいる。軍事対話によってフィリピン側の立場が多少明確になるのではないかと期待されている。

匿名を条件に取材に応じたフィリピン軍の司令官によると「会合は10月24日に予定されていたが、フィリピン側が米国の大統領選挙後の開催を希望し、11月24日に延期された」とし「現段階でドゥテルテ大統領から具体的な指示はなく、どの軍事演習を取り止めるのか、われわれにはまったく分からない」と述べた。

この軍司令官は、ロレンザーナ国防相が来週の閣議で有用な一部の軍事演習について継続するようドゥテルテ大統領に対する説得を試みる予定だと述べたが、フィリピン側は米国からの支援を受けるに当たって、属国のような扱いをされることがあってはならないと考えているとも指摘した。

 「われわれが求めるのは米国との対等なパートナーシップだ。関係が改善されなければ、フィリピンは米国から距離を置くことになるだろう」と軍幹部は述べた。

ドゥテルテ大統領は26日、枢要な安全保障条約について改定または破棄するとの考えを改めて示し、軍幹部らが見直し中との立場を維持している軍事演習についても取り止める考えを強調した。

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