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マイクロソフトが初のデスクトップ、OS更新で3D編集可能に

2016年10月27日

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米マイクロソフト<MSFT.O>は26日、同社初となるデスクトップパソコン(PC)「サーフェス・スタジオ」と基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」の大幅更新を発表した。

新型デスクトップはタッチスクリーンモニターを採用し、タッチペンで絵を描くことが可能。画面を水平に寝かせることもできる。

新OS「ウィンドウズ10クリエーターズ・アップデート」では、3次元(3D)で写真やコンテンツの編集が可能になる。来年初めの配信予定で、「ウィンドウズ10」利用者は無料で更新できる。

対象物体の周囲を回りながらスキャンすることで、モバイル端末で3D写真を撮影できるほか、プレゼンテーション用ソフトウエア「パワーポイント」上で3Dグラフィックが可能になるとしている。

また「ペイント3D」と呼ばれる新アプリでは、写真や他のデザインを3Dで編集できる。

マイクロソフトはあわせて、ラップトップPC「サーフェス・ブック」の新機種を発表した。バッテリー駆動時間は16時間と、30%伸びた。

同社のコンピューター関連事業の売上高は2015年から減少傾向にある。新機能の導入で、他社との差別化とアップル<AAPL.O>製品を愛用してきたクリエーターの取り込みを図りたい考えだ。

マイクロソフトのウィンドウズおよびデバイスグループのエグゼクティブバイスプレジデント、テリー・マイヤーソン氏は、今回の更新は拡張現実(AR)や仮想現実(VR)への関心がますます高まっているゲームファンを狙ったものだと述べた。

新型デスクトップの価格は2999ドル。多くの消費者は手が届かないとの専門家の見方もある。

新OSについても、更新の恩恵を受ける利用者は限定される見通し。ネットマーケットシェアによると、「ウィンドウズ10」を搭載したPCは4億台以上あるが、これをはるかに上回る数のPCがまだ旧OS「ウィンドウズ7」で稼働している。これは、大部分の利用者のOSが更新されないことを意味する。

一方で、今回のOS更新により、マイクロソフトが大衆向け3D技術分野の先駆けとなると評価する声もある。

マイクロソフトによると、HPやレノボ、デルなどが新OS対応のVRヘッドセットを発売予定で、価格は299ドルからとなる。

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