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アルファベット、7-9月はモバイル広告好調で増収増益 自社株買い

2016年10月28日

[27日 ロイター] - 米グーグルの持ち株会社アルファベット<GOOGL.O>が27日発表した第3・四半期決算は、モバイル広告とユーチューブ部門が好調で増収増益となった。

同社はまた、70億ドル相当のクラスC普通株の自社株買いを承認した。

第3・四半期連結売上高は前年同期比20%増の224億5000万ドル。7四半期連続で2桁台の伸びを記録した。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想の220億5000万ドルも上回った。

純利益は27%増の50億6000万ドル(クラスA・B普通株当たり7.25ドル)だった。

モバイル広告事業の拡大がグーグルの課題だが、ニーダムのアナリスト、ケリー・ライス氏は、最近の業績を見る限り円滑に移行しているようだとの見方を示した。

特別項目を除いた1株利益は9.06ドル。アナリスト予想は8.63ドルだった。

決算発表を受け、米株式市場引け後の取引でアルファベットの株価は上昇。

グーグルの広告収入は18.1%増の198億2000万ドル。総収入に占める割合は89.1%、前四半期は89.8%だった。

ペイド・クリック数(広告クリック数)は33%増加。第2・四半期は29%増だった。

広告主が支払う費用の平均を示すコスト・パー・クリック(CPC、クリック単価)は11%低下。第2・四半期は7%低下していた。

ファクトセット・ストリートアカウントがまとめたアナリストの予想平均は7.9%低下だった。デスクトップパソコンからモバイル端末への消費者のシフトを背景に、CPCは低下傾向にある。

ニーダムのライス氏は、広告クリック数が増加している限り、投資家はCPCの低下をさほど懸念しないと指摘した。

調査会社のeマーケターによると、グーグルの今年の検索広告収入は528億8000万ドルとなり、世界の市場に占める割合は56.9%になると見込まれている。

クラウド事業のほか、自動運転車やネットサービス事業などグーグル以外の事業をまとめた「その他」部門の売上高は38.8%増の1億9700万ドル。営業損失は8億6500万ドルに上った。前年同期は売上高が1億4100万ドル、営業損失は9億8000万ドルだった。

グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は「2017年に向けて、クラウド事業は投資を集中させる部門の1つになる見通しだ」と述べた。

BGCパートナーズのアナリストは、「その他」部門の営業損失の縮小は投資家に好感されるとの見方を示した。

高速ネットサービス「グーグルファイバー」への設備投資がかさんだ。同社は今週、「ファイバー」拡大を一部都市で中止すると発表した。

*内容を追加します。

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