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ノキアの第3四半期は18%減益、ネットワーク部門苦戦

2016年10月28日

[ヘルシンキ 27日 ロイター] - フィンランドの通信機器大手ノキア<NOKIA.HE>の第3・四半期決算は、主にネットワーク部門が苦戦したことで、営業利益が前年比18%減の5億5600万ユーロ(6億0600万ドル)となった。ただ予想(4億3000万ユーロ)は上回った。

営業利益は一時的な特許収入があったにもかかわらず減少。決算発表を受け、ノキアの株価は約7%下落し、約3年ぶりの安値を付けた。

売上高は7%減の59億5000万ユーロ。ネットワーク機器の売上高は12%減の53億2000万ユーロとなり、市場予想は53億9000万ユーロだった。

ネットワーク部門の営業利益率は8.1%。市場予想は7.6%だった。

ノキアはネットワーク部門の売上高は第4・四半期も第3・四半期と同程度減少すると予想。来年も市場の縮小は続くとの見方を示した。

ただ、ラジーブ・スリ最高経営責任者(CEO)は「ネットワーク市場の環境が厳しいことはノキアにとって特に目新しい事実ではない」とし、しっかりとした営業モデルを持ち、効率化やコスト削減などに集中するなか、ノキアは足場は底堅いとの見方を示した。

スエドバンクのアナリスト、マティアス・ランドバーグ氏は「ノキアはエリクソン<ERICb.ST>と比べればやや良好とはいえ、ノキアも今後は厳しい状況に直面する」と予想。ただ「買収した仏アルカテル・ルーセントとの統合がうまくいけば、ノキアは非常に力強い企業に生まれ変わる可能性がある」と述べた。

ノキアは現在、世界的な人員削減を実施中。アルカテル・ルーセントとの統合プログラムの下、2018年に12億ユーロの節減を行うとの計画は順調に進捗しているとしている。

※英文参照番号[nL8N1CX108](契約の内容によっては英文がご覧いただけない場合もあります)

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