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スペインのテレフォニカ、7-9月業績は予想超え 債務削減へ減配

2016年10月28日

[マドリード 27日 ロイター] - スペイン通信大手テレフォニカ<TEF.MC>は27日、第3・四半期決算を発表するとともに、9月末時点で500億ユーロ(546億4000万ドル)に上る債務の返済ペースを速めるため、配当を減額する方針を明らかにした。

第3・四半期売上高は130億8000万ユーロとなり、ロイターがまとめたアナリスト予想の130億7000万ユーロをやや上回った。

利払い・税・償却前利益(EBITDA)は42億ユーロ。こちらも予想の40億7000万ユーロを上回った。

テレフォニカは傘下の英携帯通信事業者O2を103億ポンド(126億2000万ドル)で香港の複合企業、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)<0001.HK>に売却することで合意していたが、欧州委員会が5月にこれを差し止めた。テレフォニカはその後、2017年初めまでにO2の上場か株式売却を行う計画を明らかにした。

一方、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは5月、テレフォニカについて、債務削減に向けた明確な進展がない場合は信用格付けを「Baa2」から引き下げる可能性があると警告していた。

テレフォニカは27日、投資適格級格付けの維持を目指すとともに、不適切な時期での事業売却は強行せず、事業で得た利益を債務返済に充てると発表した。

16年にはO2を上場させず、市場環境が適切なら17年に上場させるとした。

テレフォニカは当初、16年の配当を1株当たり0.75ユーロとしていたが、これを同0.55ユーロに減額、17年については同0.40ユーロに減額する。

同社によると、減配により、約19億ユーロが節減でき、配当性向はフリーキャッシュフローの90%超から50%程度に低下する。

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