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大和証券Gの7─9月期は前年比25%増益、リテールは減速

2016年10月28日

[東京 28日 ロイター] - 大和証券グループ本社<8601.T>が28日発表した2016年7─9月期連結決算は、当期利益が前年同期比25%増の304億円となった。主力のリテール部門が減速する一方、ホールセール部門の債券を中心とするトレーディングの好調に支えられた。

リテール部門の経常利益は前年同期比7割減と落ち込んだが、ホールセールは3倍強に拡大した。同社はこの日、発行済み株式の1.77%(3000万株)・200億円を上限とする自己株取得も決議した。

4─9月期の半期ベースでみると、大和証券G本社の当期利益は、前年同期比20%減の550億円になった。半期ベースでもリテールの減速が顕著だった。

会見で同社の小松幹太・専務執行役(CFO)は、このところの原油安の一服や円高リスクの後退、11月の米大統領選挙などを経れば、「(投資家は)持たざるリスクを認識するようになり、(リテールの営業収益も)回復してくると思う」と語った。現状のリテールの業績水準が「ボトム(底)になるのではないか」との見方を示した。

ただ、10月に入ってからの環境について小松CFOは「上半期とあまり変わっていない」と話した。

10月以降、日経平均株価は約1000円値上がりしたものの、「個人はむしろ売っており、業界でも投信から資金が出て行っている」と分析。長く続いたデフレ下でリスク資産を買うマインドになっておらず、「今の上昇も何となく上がっている。(投資家は)将来に対してあまり確信を持っていないと思う」と述べた。

*内容を追加します。

(江本恵美 編集:内田慎一)

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