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ドル105円前半で強地合い、戻り待ちの売りこなし

2016年10月28日

[東京 28日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル高/円安の105.31/33円だった。約3カ月ぶりの高値圏では利益確定や実需筋の売りが出やすかったが、引き続き日米の金融政策格差が意識されてドル高/円安の地合いは継続した。

午後のドル/円は105円前半でのもみ合いとなった。

心理的節目105円台回復の過程では、戻り待ちのまとまったドル売りが出たが「それらをこなした上で105円を維持している。ドル/円上昇のモメンタムはまだ続いているといえそうだ」(国内金融機関)との声が出ていた。

午後3時前には、一時105.37円に強含む場面もあった。

国内輸出企業のドル売りが重しとなった一方、「出遅れた国内輸入企業のドル買いも出ており、相場の支えになっている」(別の国内金融機関)という。

ドルは朝方から105.20円台を中心とするレンジで取引された後、仲値公示を挟んで105.10円まで小幅に弱含んだ。きょうは実質的な五・十日にあたり、輸出企業のドル売りが優勢となったという。

ドル/円の底堅い地合いは続き、一時105.27円まで持ち直したが、正午にかけて105.06円まで下落する場面があった。

きょうは米国の7─9月期国内総生産(GDP)が注目材料で、発表までは同水準で方向感を探る展開になりそうだという。米7─9月GDPが市場予想を大きく下回れば「ドル買い機運も冷え込んで105円を割りこみそうだ」(国内金融機関)といい、注意が必要だという。

前日はドルが105.35円まで上昇し、7月29日以来の高値をつけた。このところドル/円と相関性を強めている米10年国債利回り<US10YT=RR>が約5カ月ぶりの高水準に上昇。ドル買いが強まった。

人民元の対ドル基準値は元安方向で設定されたが、「ドルが上昇した時の元安方向への基準値設定は市場にかなりなじんできている」(FX会社)とされ、相場の動きは限られた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 105.31/33 1.0901/05 114.81/85

午前9時現在 105.21/23 1.0895/99 114.63/67

NY午後5時 105.28/29 1.0895/00 114.70/74

(為替マーケットチーム)

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