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日経平均は反発、円安を好感 金融株高も追い風

2016年10月28日

[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。欧米での金利上昇を背景に、為替が1ドル105円台前半までドル高/円安方向に振れたことが支えとなり、朝方から買いが優勢の展開。銀行、保険など金融株の上昇も投資家心理の好転に寄与した。ただ短期的な過熱感などが意識され、節目の1万7500円を前に伸び悩んだ。後場は週末要因もあって様子見姿勢を強め、狭いレンジで売り買いが交錯した。TOPIX浮動株比率の定期見直しに伴うリバランスの売買が大引けに発生し、東証1部売買代金は3.1兆円と膨らんだ。

高値圏での利益確定売りが出たものの、売り圧力は限定的だった。ドイツ銀行の7─9月期決算が予想外の黒字となり、欧州金融リスクの再燃不安が後退。足元の円安基調によりマイナス金利の深掘りは当面ないとの見方も広がり、金融株が買われて相場を主導した。自動車、電機などの輸出株も堅調だった。市場では「企業側による想定レートの修正が進み、先行きの為替リスクは後退しつつある。海外投資家が3週連続で日本株を買い越すなど需給環境が変わってきたことも安心感をもたらしている」(証券ジャパン調査情報部長の大谷正之氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、カルソニックカンセイ<7248.T>がストップ高比例配分。28日付の日本経済新聞朝刊は、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が、カルソニックカンセイ株に対しTOB(株式公開買い付け)を実施し、全株の取得を目指すと報じた。TOB時のプレミアムを期待した買い注文が集まった。半面、アンリツ<6754.T>が急落した。27日に2017年3月期の連結業績予想(国際会計基準)を下方修正、一転最終減益の見通しとなったことが嫌気された。

東証1部騰落数は、値上がり1370銘柄に対し、値下がりが510銘柄、変わらずが105銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      17446.41 +109.99

寄り付き    17448.25

安値/高値   17406.72─17461.03

TOPIX<.TOPX>

終値       1392.41 +10.40

寄り付き     1389.8

安値/高値    1386.77─1392.75

東証出来高(万株) 262881

東証売買代金(億円) 31330.72

(河口浩一)

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