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三菱自、下期営業黒字化狙う 燃費不正で上期最終赤字2196億円 

2016年10月28日

[東京 28日 ロイター] - 三菱自動車<7211.T>が28日発表した2016年4―9月期(上期)の営業損益は316億円の赤字(前年同期は584億円の黒字)だった。円高やリコール(回収・無償修理)費用が響いた。

10月―17年3月期(下期)はコスト削減などで40億円の営業黒字を見込む。池谷光司副社長は会見で、下期は「上期よりも販売台数を伸ばし、なんとしても営業損益で黒字化を果たしたい」と強調した。

燃費不正問題に伴う特別損失を計上したことにより、上期の最終損益は2196億円の赤字(前年同期は521億円の黒字)となった。17年3月期通期も2396億円の赤字(前期は726億円の黒字)を見込む。不正関連の損失を今期中にすべて出し切り、傘下入りした日産自動車<7201.T>との提携効果により、来期はV字回復を図る考えだ。

池谷副社長は、下期の販売台数計画は「厳しめに設定している」という。通期の世界販売計画は前期比11%減の93万3000台で、従来予想から2万9000台引き下げた。北米はスポーツ型多目的車(SUV)「アウトランダー」の好調で同6%増を想定するが、欧州で同12%減、中東・アフリカ、中南米などその他地域で20%減、国内は37%減を見込んでいる。

同社は19日に通期の連結業績予想を下方修正済みで、28日もほぼ同様の数値を公表した。売上高予想は1億8400億円で19日の修正値と変わらず、営業損失は276億円(19日修正値は280億円)、純損失は2396億円(同2400億円)をそれぞれ見込む。

(白木真紀)

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