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NY市場サマリー(28日)

2016年10月29日

[28日 ロイター] -

<為替> ドルが主要通貨に対し急落した。米連邦捜査局(FBI)が民主党のヒラリー・クリントン大統領候補への捜査を再開すると明らかにしたことで、選挙結果をめぐる不透明感が高まった。一方、ドルはメキシコペソに対しては3週間ぶり高値をつけた。

ユーロは対ドルで8日ぶり高値の1.0991ドルに上昇。ドルは対円で約0.7%安の104.49円と、この日の安値をつけた。予想を上回る伸びとなった第3・四半期の国内総生産(GDP)統計を好感し、より早い時間には3カ月ぶり高値の105.53円に上昇していた。

ドルはスイスフラン<CHF=>に対し8日ぶり安値の0.9859フランに下落。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は8日ぶり水準の98.242に低下した。

<債券> 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に私用メールを公務で使用していた問題で米連邦捜査局(FBI)が捜査を再開すると伝わったことを受け、5カ月ぶりの高水準に上昇していた短期債利回りが低下した。

2年債<US2YT=RR>利回りは一時0.9%と5カ月ぶりの高水準を付けていたが、終盤の取引では0.856%と、前日終盤の0.884%から低下。3年債、5年債、7年債利回りもクリントン氏の電子メールをめぐる捜査再開のニュースを受け低下した。

10年債<US10YT=RR>と30年債<US30YT=RR>利回りも一時それぞれ5カ月ぶりの高水準を付けたが、短期債のようにその後低下はせず、終盤の取引でも前日終盤より高い水準で推移。独英国債が堅調に推移していることに加え、米GDP統計が好調だったことを反映しているとの見方が出ている。

<株式> 小幅続落して取引を終えた。連邦捜査局(FBI)が米大統領選の民主党候補クリントン氏の私用メール問題の捜査を再開すると議会に報告したことで、選挙の先行きが不安視された。S&P総合500種、ダウ平均、ナスダックはそれぞれ一時、取引時間中の最安値に落ち込んだ。S&Pは1時間で1%値下がりした。

<金先物> 外国為替市場でドルが対ユーロで急落したことに伴う割安感などから続伸した。 12月物の清算値は前日比7.30ドル高の1オンス=1276.80ドル。清算値確定直前に米連邦捜査局(FBI)が大統領選の民主党候補ヒラリー・ クリントン前国務長官の私用メール問題について捜査を再開するとの報が伝わったことから、ドルが対ユーロで急落。また、クリントン氏が圧倒的優位とみられていた大統領選の行方が不透明になったため、安全資産とされる金は一気に10ドル程度上昇した。

<米原油先物> 石油輸出国機構(OPEC)が目指す協調減産の実現性に対して一段と懐疑的な見方が広がる中、反落した。米国産標準油種WTI12月の清算値は前日比1.02ドル(2.05%)安の1バレル=48.70ドルと、中心限月の清算値ベースで10月4日(48.69ドル)以来約3週間半ぶりの安値となった。1月物の清算値は1.01ドル安の49.33ドルだった。

相場はほぼ終日マイナス圏で推移。安値圏では買い戻しも入ったものの、総じて売り圧力が強かった。

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