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欧州市場サマリー(28日)

2016年10月29日

[28日 ロイター] - <為替> ドルがユーロや主要通貨バスケットに対して軟調に推移した。第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が2.9%増と、市場予想を上回ったものの、個人消費の減速が嫌気された。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続伸した。業績発表を受けて航空大手インターナショナル・エアライン・グループ(IAG)<ICAG.L>が大きく上昇し、航空株全体に買いが波及した。

英ブリティッシュ・エアウェイズの親会社であるIAGは6%近い値上がりとなり、4カ月ぶりの高値をつけた。FT100種で最も上昇率が大きかった。業績が市場予想に沿う内容だったことに加え、増配を発表したことが買い材料となった。

同業のイージージェット<EZJ.L>も3.4%高。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 下落した。軟調な業績の発表が市場心理の重しとなった。銀行株の値動きが激しく、部門全体の上昇を抑えた。

デンマークの医薬品大手ノボ・ノルディスク<NOVOb.CO>は業績内容に対する失望売りで15.0%安となった。STOXX欧州600種 <.STOXX>で最も下落率が大きかった。

オランダのデジタル・セキュリティ事業、ジェマルト<GTO.AS>は7.1%安だった。来年の通期見通しが予想より低かったことが嫌気された。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの調査によると、域内企業の業績先行きに対する懸念で、欧州の株式ファンドからは38週連続で資金が流出した。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 朝方の取引で売りが出たことで利回りが数カ月ぶりの水準に上昇したものの、国債は過度に売られているとの見方が出たことで終盤の取引までに利回りはほぼ横ばいの水準に戻した。中央銀行の政策の方向性をめぐり市場は神経質になっている。

独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは一時5ベーシスポイント(bp)上昇し0.22%と、5月初旬以来の高水準を付けたが、その後0.17%まで戻した。他の大部分のユーロ圏国債も終盤の取引ではほぼ横ばいとなっている。

この日は欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事とECB理事会メンバーのレーン・アイルランド中銀総裁が、ユーロ圏のインフレ率が持続的に上向くまでECBは刺激策を維持するとの主旨の発言を行っているが、アナリストの間ではこうした発言を受けユーロ圏国債は過度に売られているとの認識が市場で広まった可能性があるとの見方が出ている。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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