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大統領選の行方が左右、FOMCなどにも注目=今週の米株式市場

2016年10月31日

[ニューヨーク 28日 ロイター] - 31日から始まる週の米国株式市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催や米雇用統計の発表が予定されているものの、投票日を11月8日に控えた米大統領選の行方に最も注目が集まりそうだ。

米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は28日、米大統領選の民主党候補クリントン氏の私用メール問題の捜査を再開する方針を明らかにした。これを背景に28日の米株式市場は一時急落し、恐怖指数と呼ばれるVIX指数<.VIX>は大きく上昇した。

株式市場は、クリントン氏が当選する一方、共和党が少なくとも下院で過半数を維持すると予想している。

ただここ数週間の世論調査では共和党候補トランプ氏に対するクリントン氏のリードが拡大しており、一部では民主党が上下院の両方で多数を占める可能性があるとの懸念が浮上。プルデンシャル・ファイナンシャル傘下のQMAのポートフォリオマネジャー、エド・キャンベル氏は「そうなれば、特定のセクターにとっては好ましくない」とし、こうしたセクターにはヘルスケアなどが含まれ、また金融も含まれる可能性があるとした。ただ同氏は、民主党が上下院で多数を占める可能性は低いとの見方を示した。

投資家は、11月1─2日のFOMCは大統領選の直前に開催されることなどから、同会合での利上げの可能性は低いとみている。CMEグループの28日のデータによると、12月の利上げ確率は約75%と見込まれている。11月の確率は10%未満とみられている。

ただ、米連邦準備理事会(FRB)当局者が利上げのタイミングに関して発言すれば、株式市場に影響を与えることもあり得る。

また11月4日に発表される10月の米雇用統計も、堅調な内容であれば12月利上げの観測をさらに高める可能性がある。

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