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7人に1人の子供が大気汚染下で生活、大半は南アジア=ユニセフ

2016年10月31日

[オスロ 31日 ロイター] - 国連児童基金(ユニセフ)は31日、世界の子どもの約7人に1人に相当する約3億人の子どもが、高レベルの大気汚染の中で生活しているとの報告書を発表した。うち2億2200万人は南アジアだという。

ユニセフは、モロッコで11月7─18日に開催される地球温暖化に関する会合に出席する予定の約200カ国に、健康を改善し気候変動を遅らせるという、一石二鳥の効果が期待できるとして、化石燃料の使用を制限するよう呼び掛けた。

ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、大気汚染が「毎年、5歳未満で死亡する約60万人の子供たちの主要な死因となっている」と指摘。肺炎などの疾病を引き起こし、肺にダメージを与えるばかりでなく脳の発達も阻害すると声明で述べた。

また、ユニセフの気候と経済分析の専門家で同報告書の著者でもあるニコラス・リーズ氏は、「大気汚染の影響を最も受けているのは、貧しい子供たちだ」と、ロイターに述べた。

WHOの推定によると、2012年に外気の大気汚染により死亡した370万人のうち、12万7000人が5歳未満だった。工場や発電所、化石燃料を使う車の排ガスなどが主な要因だという。

一方、途上国の住宅で料理用に用いられる石炭などによる室内の大気汚染による死者はさらに多い430万人で、うち53万1000人が5歳未満の子供だった。

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